横浜初、メガネの田中によるメガネのサブスクリプションサービス「NINAL」
- On 2020年9月23日
2020年9月15日、日本全国に約110店舗を展開するメガネの田中チェーン株式会社は、横浜みなとみらい21地区内の商業施設「コレットマーレ」に「メガネの田中 コレットマーレ店」をオープンすると発表しました。同店舗は、2020年10月16日にオープン予定で、メガネの田中が提供している日本初のメガネのサブスクリプションサービス「NINAL」(ニナル)が利用できる神奈川県で最初の店舗となります。
サブスクリプションサービスとは
サブスクリプションサービスとは、サービスの利用者がその利用権を定額料金で購入することで一定期間サービスが受けられるサービスモデルのことです。従来の経済モデルでは、サービスないし物的製品に購入料金を支払うことで、それを自分のモノにする所有権を購入することが一般的でした。一方サブスクリプション型のモデルでは、製品の所有権は販売者が保持したまま、定額料金の支払いによってその利用権を購入します。
例えば、代表的なサブスクリプションサービスの一つにNetflixがあります。Netflixのサービスにおいて利用者は、DVDそのものを購入するのではなく、Netflixの所有する映像データを一定期間視聴、つまり利用する権利を購入しているのです。
サブスクリプションサービスは、サーキュラーエコノミーやシェアリングエコノミーの観点からも注目を集めています。製品の所有権を販売者が保持し続けることで、使用済み製品の回収が容易になるため廃棄物の削減につながります。また、Netflixやその他音楽ストリーミングサービスでは、DVDやCDの製造が不要となるためそれにかかるエネルギー資源の削減も可能です。
一方、サービスを提供する側にとっては、定額料金の設定によって一定期間安定した売り上げを確保できるという特徴があります。さらに、サブスクリプションサービスでは丈夫な製品を作りその寿命を伸ばすことで消費者の信頼と安心につながり、より長くサービスを利用してもらうことができます。つまり、製品の耐久年数を伸ばせば伸ばすほど経済的合理性が高くなる仕組みなのです。
定額制メガネコーディネート&かけかえサービス「NINAL」について
「NINAL」には、3年間で3本のメガネが利用可能となる月額2,100円(税抜)の大人用プランと、3年間無制限でメガネの交換が可能となる月額1,800円(税抜)の子ども用プランの2種類があります。国内外の人気ブランドを含めた1,000種類以上の豊富な品揃えからメガネを選ぶことができるほか、定期的な視力チェックや、自分に合うメガネが選べる独自のアイウェアコーディネートのサービスも利用可能です。
すでに「NINAL」の提供を開始している首都圏の利用客の間でサービスが好評であることから、「メガネの田中 コレットマーレ店」は神奈川県内で待望の初出店となり、メガネの田中の様々なサービスを通じて地域に愛されるお店を目指しています。
【参照記事】日本初メガネのサブスク「NINAL」横浜初、みなとみらいに「メガネの田中」オープン10/16(金)
【参照記事】サブスクリプションエコノミーとは・意味