こんぶ養殖で海を守り育てる「幸海ヒーローズ」
幸海ヒーローズは「こんぶ養殖」で海の生態系を豊かにし、環境・社会への貢献と地域経済の活性化を目指すプロジェクトです。横浜市金沢区において、地元の漁師たちと協力し、こんぶの養殖を行っています。
近年、温暖化による海水温の上昇により、海洋環境が変化しています。その結果、ウニやアワビなどの藻食動物が海藻を食べ尽くし、海が砂漠化する「磯焼け」が全国各地の海で深刻な問題となっています。こんぶは二酸化炭素の吸収に優れているため温暖化対策に適しており、養殖することで海の生き物たちのエサとなるプランクトンを増やすことができます。さらに小魚を食べる大型の魚も集まるようになるため、生態系が循環を取り戻し、海の環境が豊かになっていきます。
本プロジェクトは海の環境を保全するだけではなく、よりよい状態の再生を促す、リジェネラティブな循環を生み出しているのが特徴です。「魚が住みやすい海の中のまちづくり」を通して新たな経済循環をつくることを目指し、生産したこんぶを活用した商品開発、地元企業や団体とのコラボレーション、国内外からの視察受け入れなど、関係人口を増やしながら活動を行っています。
ここがサーキュラー!
1. こんぶ養殖で、温暖化対策と磯焼け問題の解決に貢献
こんぶの二酸化炭素吸収量は、1ヘクタールあたりおよそ年間16トンといわれています。これは杉の木の植林と同面積で比較すると約5倍の吸収量となり、大気中の二酸化炭素を吸収する「ブルーカーボン生態系」として、藻場を増やすことで温暖化対策につながると期待されています。また、こんぶを養殖することで海の生き物のエサとなるプランクトンが増え、海の生態系が循環を取り戻すことにつながるため、近年各地の海で問題となっている「磯焼け」の解決にも貢献しています。
2. 漁業のオフシーズンを活用して地域の雇用を創出
金沢区の海でこんぶの養殖が行われるのは、主に11月から3月です。冬場は海の魚たちが動かなくなるため、漁業者にとっては閑散期となります。オフシーズンを活用して海の環境再生や温暖化対策に活用できる点は、魚が育つ海を守り、地域の雇用と新たな収入源を生み出す一石二鳥の仕組みです。また、こんぶの加工作業の一部では水産業と福祉の連携による「水福連携」を行い、障がいのある方々の雇用を創出しています。
3. 金沢区産のこんぶをブランド化し、地域経済を活性化
金沢区で養殖したこんぶは「ぶんこのこんぶ」と名付け、生のままでも美味しく食べられるこんぶとしてブランド化しています。生のこんぶの販売に加え、こんぶを使用したクッキーや石けんなどの商品化を行うほか、金沢区の老舗企業・武居商店と地産地消をテーマにした「はま昆布ポン酢」を開発。ほかにも銭湯組合の協力を得て実現した「こんぶ湯」の活動、市内の学生やレストランと協力した「横浜ヴィーガンラーメンプロジェクト」への参画など、約380万人が暮らす横浜のポテンシャルを活かし、こんぶや海の環境への興味関心を高め、地域経済を活性化する活動を多数行っています。
プロジェクト概要
| 運営主体 | 幸海ヒーローズ |
| カテゴリ | 環境保全、地域活性化 |
| 開始日 | 2022年 |
| 営業時間 | – |
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-28-6 カーサブランカビル 601 |
| URL | https://sachiumi.com/ |
| 連絡先 | 電話番号:050-3704-3470 / メール:support@sachiumi.com |










