横浜市、太陽光発電・蓄電池 共同購入希望者の募集を開始
- On 2021年3月24日
横浜市は、太陽光等の再生可能エネルギーの利用拡大に向け、太陽光発電と蓄電池の共同購入事業を実施すると発表しました。このキャンペーンは、2019年から神奈川県とアイチューザー株式会社が連携し取り組んでいるプロジェクトで、今回は横浜市も連携協定を締結し、同事業に参画します。
横浜市の脱炭素への取り組み
横浜市では、2050年までの脱炭素社会実現を目指し、地球温暖化対策実行計画として「Zero Carbon Yokohama」に取り組んでおり、2050年までの温室効果ガス実質排出ゼロ達成をゴールとしています。また、中期目標には2030年度までに市内の温室効果ガス排出30%削減(2013年比)を掲げています。
さらに、市内における地震や台風等の災害発生時の大規模な停電のリスクが高まるなか、災害時の非常用電源として太陽光発電を備える重要性を喚起しています。
共同購入キャンペーンについて
この度の共同購入キャンペーンは、太陽光発電および蓄電池を一括して発注することで通常よりも安い費用で購入できる仕組みとなっています。
▼キャンペーン応募対象者
神奈川県内在住の個人及び神奈川県内に事業所等を有する法人等
▼購入プラン
以下の3プランより選択可能
- 太陽光発電
- 太陽光発電及び蓄電池
- 蓄電池
▼キャンペーンのスケジュール
- 2021年3月22日〜2021年3年6月30日:参加募集期間
- 2021年5月下旬〜2021年6月30日:購入希望者に対する事前見積りの提示、購入意思の確認
- 2021年8月〜2021年10月:現地調査、最終見積りの提示、購入意思の最終確認
- 2021年10月〜2022年3月:施工事業者と契約締結、太陽光発電等の設置
▼応募方法
専用WEBサイトの申込みフォームに必要事項を入力。
※詳細は、横浜市の記者発表資料をご確認ください。
【参照ページ】温暖化対策実行計画 Zero Carbon Yokohama
【参照記事】横浜市記者発表資料|〜脱炭素社会の実現へ〜太陽光発電・蓄電池の 共同購入希望者を募集します!
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室井梨那(Rina Muroi)
横浜出身。幼い頃から自然食やエコな暮らしに興味を持ち、学生時代には日本の伝統食を学ぶ。その後アメリカで1年間を過ごし、帰国後は日本のサステナビリティを国内外に向けて発信している。