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横浜市、循環型社会のモデルとして国連「ゼロウェイスト先進20都市」に選出

国連のアントニオ・グテーレス事務総長が設置する「ごみゼロ諮問委員会(Advisory Board on Zero Waste)」(※1)は、廃棄物削減と循環型都市の先進事例を世界に共有する取り組みとして「20 Cities Towards Zero Waste」を選定しています。2026年3月27日、ニューヨークの国連本部で開催されたごみゼロ国際デー記念行事において対象となる20都市が発表され、日本からは唯一、横浜市が選出されました。あわせて、同市が推進してきたグリーン社会に向けた政策や取り組みが、国連のウェブサイトで国際的な好事例として紹介されています。

※1 国連総会決議に基づき2023年に設立された、12人の専門家で構成される委員会。世界の廃棄物削減と循環型社会への移行に向けて、施策の推進、啓発、成功事例の発信を行っている。事務局は、国連人間居住計画(UN-Habitat)と国連環境計画(UNEP)が共同で運営。 https://unhabitat.org/advisoryboardzerowaste

持続可能性、市民参加など9つの項目で20都市を選出

本取り組みでは、ごみゼロ諮問委員会が世界の都市の廃棄物分野における政策・取り組みを以下の9つの項目で評価し、優れた都市を選出しています。

20 Cities Towards Zero Wasteの選定基準

  1. インパクトと持続可能性
  2. 広報・市民啓発
  3. 都市レベルの政策
  4. パートナーシップと協力
  5. 包摂性と社会的公平性
  6. イノベーションと技術
  7. 財務の持続可能性
  8. スケーラビリティと移行性
  9. モニタリングと報告

先進20都市(20 Cities Towards Zero Waste)

  • 日本:横浜
  • アメリカ:サンフランシスコ
  • イタリア:ボローニャ
  • インド:バルカラ
  • ガーナ:アクラ
  • ケニア:キスム
  • スリランカ:デヒワラ
  • タンザニア:ダルエスサラーム
  • 中国:杭州、三亜、蘇州
  • トルコ:ガジアンテップ
  • フィリピン:イロイロ、サン・フェルナンド
  • ブラジル:フロリアノポリス
  • マラウイ:リロングウェ
  • マレーシア:ジョージタウン、クアラルンプール
  • メキシコ:サポパン
  • モロッコ:シャフシャウエン

廃棄物削減の取り組みや「STYLE100」の発信などが高く評価

横浜市は、市民や事業者の協力のもと、人口が約10%増加する中でも廃棄物を50%削減してきた実績や、環境に配慮したライフスタイルを発信するプロジェクト「STYLE100」など、グリーン社会の実現に向けた政策・取り組みが高く評価されました。ごみゼロ諮問委員会からは、以下のコメントが寄せられています。

「横浜市は、市民と行政の協力を通じて経済成長と廃棄物削減の両立という、世界的に独自の成果を達成しており、都市の多様性、大規模な人口、強い市民参加を活かして、真に循環型な経済を推進していく先導を続けています」

また同市はこれまで、2025年8月に市長の山中竹春市長がアントニオ・グテーレス国連事務総長と面会し、横浜のグリーン施策を紹介するなど、国連をはじめとする国際社会に都市の取り組みを積極的に届けています。山中市長は今回の選出を受け、以下のように述べました。

「横浜市は、今回の選出を契機として、世界の都市とともに循環型社会の実現に向けた取り組みを一層加速し、『横浜グリーンエクスポ』においても、グリーンな技術や地球にやさしいライフスタイルを横浜から世界へと力強く発信していきます。これからも市民の皆様の共感と行動を後押しし、その取り組みの輪を国内外へと広げ、アジア太平洋地域を代表する環境先進都市として、循環型社会への大きなうねりを創り出していきます」

Circular Yokohamaでは今後も、サーキュラーエコノミーに関するニュースを追ってまいります。

【参照記事】国連の廃棄物削減の世界先進20都市に日本から唯一、横浜市が選出!
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