ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)は、「遊び」と「再生」が重なるところに新しい事業の種を見つけていくイベントシリーズ「PLAYERS for REGENERATION」の第3回を、2026年11月9日(月)に開催すると発表しました。会場は、同社がみなとみらいに構える共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)」です。
本イベントシリーズの企画・運営には、Circular Yokohamaを運営するアーティクル株式会社が協力しています。
移動手段を、地域の魅力を体験する時間に変えるには
本イベントは、ヤマハ発動機で電動モビリティの開発に携わる社員が掲げた問い「モビリティは、地域を再生できるのか」を起点に、観光・まちづくり・飲食・デザインなど、地域に人を呼ぶ仕事をしている人が集まる会です。
訪れる人には、移動そのものが地域の魅力を味わう時間になり、住む人には、日々の足として使い続けられる。
そんなモビリティの使い方を参加者同士のワークショップで考え、自分の地域や事業に持ち帰れるアイデアと、一緒に試せる相手を見つける場です。
「モビリティは、地域を再生できるのか。」
「駅に着いたけれど、目的地までの移動手段がない。」
「いい場所なのに、一か所を見たら帰ってしまう。」
地域を訪れたとき、あるいは地域に人を呼ぶ仕事のなかで、一度はそう感じたことがあるはずです。
観光地や拠点がいくつあっても、そのあいだの移動が「我慢の時間」のままなら、滞在は短くなり、二日目の過ごし方も生まれにくくなります。
一方で、移動の道具は変わりつつあります。水の上を静かに進む電動の船。坂道を軽くする電動アシスト自転車。ゆっくり走る低速の電動モビリティ。こうした乗り物は、移動の時間を、景色や風や会話を味わう時間に変えられるでしょうか。
小型電動のモビリティは、長い距離を走るためではなく、地域の中の短い移動のための乗り物ではないか。観光という資源を生かして使われる場面を増やし、そこに住む人の足としても続けられないか。つくる側からのこの問いを、地域に人を呼ぶ側のみなさんと一緒に考えます。
イベント開催概要
タイトル:モビリティは、地域を再生できるのか。── 移動手段を、地域の魅力を体験する時間に変えるには【PLAYERS for REGENERATION Vol.3】
日時:2026年11月9日(月)17:00〜20:45(受付16:30〜)
会場:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)/横浜シンフォステージ ウエストタワー 9F
最寄駅:みなとみらい線「新高島駅」徒歩約2分/JR・市営地下鉄「横浜駅」徒歩約8分
定員:40名(事前申込制 ※申込多数の場合、抽選の可能性あり)
参加費:1,500円(※ごみの出ない「ゼロ・ウェイスト」な軽食付き)
お申し込み:Peatixページよりお申し込みください
※18歳未満は参加不可です。なお、イベント進行の都合上お子様の同伴も不可とさせて頂いております。ご了承ください。
こんな方に向いています
- 観光地や地域拠点の回遊・滞在・再訪に課題を感じている、自治体・DMO・観光事業者の方
- 二次交通やラストワンマイルなど、地域の移動に関わる交通・まちづくり・エリアマネジメントの方
- グリーンスローモビリティなど、低速の電動モビリティを使った移動サービスの実証や運行に関わっている方
- 飲食・音楽・アート・デザイン・ウェルネス・教育など、移動と組み合わせられる体験を地域で手がけている方
- モビリティや電動化の技術を、製品の外側にある価値や事業に結びつけたいと考えている方
- 「人は来るのに、滞在や再訪につながらない」と感じている方
持ち帰っていただけること
- 開発に携わる人が地域の移動に見ている課題と、いま使えるモビリティの選択肢
- 観光・行政・デザインなど、立場の違う人が地域の「移動」に何を見ているかという視点
- 自分の地域や事業に持ち帰れる、移動と体験を掛け合わせたアイデアの種
- 次に小さく試すときに相談できる相手
トークとワークショップの内容
移動の「いま」を知る
前半のインスピレーショントークでは、まず今回の問いを掲げたヤマハ発動機 モビリティ開発本部の市川貴浩さんにお話を伺います。市川さんは学生時代に自転車や車いす向け電動アシストシステムの制御技術を研究。現在は電動モビリティ向けモータコントローラのソフトウェア開発・評価を担当し、ゴルフカーや船外機、オートバイなど、新たな電動モビリティ製品の開発に携わっています。当日は乗り物をつくる側の立場から、観光と地域の移動に感じている課題と、いま使えるモビリティの可能性についてお話しします。
続いて、ファシリテーターを務めるアーティクル株式会社の大石竜平が、水辺の移動を含む国内外の事例を紹介します。最後は二人のクロストークで、市川さん自身の旅の体験も交えながら、問いを深めていきます。
地域の「これから」を考える
後半の約2時間は、参加者同士の対話の時間です。自分が関わる地域で、魅力があるのに、移動がネックになって届いていない場所や時間はどこか。その移動を、地域を訪れる理由に変えるとしたら、誰と何を掛け合わせるか。観光で生まれた利用を、そこに住む人の足にもつなげて続けるには、誰が、何で支えるのか。
まずは立場の違う多くの人とアイデアを広げ、続いて参加者が出した「この地域で、これをやってみたい」というテーマごとにグループをつくり、形にしていきます。
ヤマハ発動機の電動モビリティは、考えるための素材のひとつです。前半のトークでいま使えるモビリティを紹介し、ワークショップ中は手元のスマートフォンで一覧ページを見ながら考えられます。乗り物をゼロからつくるのではなく、今あるものの組み合わせで、地域の魅力をどう体験に変えるかを探ります。
持ち込む視点は、たとえば次のようなイメージです。
- 観光事業者・DMOの方:駅から観光地までの二次交通を、旅のハイライトに変えられないか
- 自治体・まちづくり担当の方:点在する港・公園・商店街を、移動でつないで回遊を生めないか
- 飲食・音楽・デザインなどで地域に関わる方:自分たちのコンテンツを、移動の途中に載せられないか
- 交通・福祉など、住む人の暮らしに関わる方:観光で使われる乗り物を、平日の地域の足にも生かせないか
「テーマはまだ固まっていない」「ほかの人のテーマを一緒に考えたい」という方も大歓迎です。
自分の地域の「移動」を持ち寄って、訪れたくなる地域のつくり方を一緒に考えませんか?
当日の流れ
● 16:30|開場・受付
● 17:00|オープニング
イベントシリーズの紹介、自己紹介
● 17:10|インスピレーショントーク
① モビリティ×観光の可能性|市川 貴浩さん(ヤマハ発動機)
・車で通り過ぎるだけの移動を、地域を味わう時間に変えられないか
・いま使えるモビリティと、その可能性
② 国内外の事例|大石 竜平(アーティクル)
・国内外の地域の取り組み
● 17:35|クロストーク・会場との対話|市川 × 大石
・なぜ「モビリティは、地域を再生できるのか」という問いを持ったのか
・点在する観光地を移動でつなぐだけでなく、その「線」をどう豊かにするか
・観光で使われる乗り物を、平日は住む人の足にもできないか。外出の機会が増えると、地域に何が生まれるか
● 17:50|休憩・乾杯(お飲み物をご用意しています)
● 18:00|対話ワークショップ(120分)
アイデアを広げてから、テーマごとのグループで形にしていきます。
・アイデアを広げる
立場の違う多くの参加者と、どうすればモビリティで地域の魅力を体験に変えられるかを話す
・グループをつくる
参加者が出した「この地域で、これをやってみたい」というテーマごとに、一緒に考えたい人が集まる
・形にする
どの地域で、どのモビリティを組み合わせ、誰にとってどんな体験になるか。観光で生まれた利用を、住む人の足にもつなげられるか
・全体で共有し、振り返る
● 20:00|クロージング
● 20:05|懇親会(サステナブルな軽食・お飲み物をご用意)
● 20:45|終了
登壇者

市川 貴浩さん
ヤマハ発動機株式会社 モビリティ開発本部 モビリティシステム開発ユニット コンポーネント開発部設計42グループ
学生時代は、自転車や車いす向け電動アシストシステムの制御技術を研究。現在はヤマハ発動機株式会社にて、電動モビリティ向けモータコントローラ(MCU)のソフトウェア開発・評価に従事している。ゴルフカー、船外機、オートバイなど、ヤマハの新たな電動モビリティ製品の開発に携わり、機能安全や品質要件を考慮した量産製品の市場投入に向けて製品の性能向上と信頼性確保に取り組んでいる。
司会・ファシリテーター

大石 竜平
アーティクル株式会社・Futures Design Lab・Sustainable Business Designer
University College London卒。建築学部にて、哲学・人類学とともに生と時間の概念を考察。帰国後は保育士となり、教育の視点と技術を養う。
現在は次世代教育事業や、企業向けサステナビリティ理解・意識醸成研修事業、イベント・コミュニティビルディング事業を担当。教育の視点で変化のプロセスや受容性をデザイン。
幼少期より海に携わっていたこともあり、海洋課題にも注力している。
sakana harbour代表。日本さかな専門学校・海洋教育コミュニケーションコース長

西山 なつ美
アーティクル株式会社・Futures Design Lab・共創プロセスデザイナー
セクター横断の創造的な対話の場「フューチャーセッション」を提供し、企業・自治体のビジョンや将来構想、市民・行政・企業のセクターを越えた協調アクションの共創を支援している。
サーキュラー・デザインを生活者起点で推進する共創プラットフォーム「CURULY LAB」、ゼロカーボン日本酒を飲みながら対話するサステナビリティ共創セッション「Zero Carbon Drinks」を主宰。

坂本 悠樹
アーティクル株式会社・Futures Design Lab
セクター横断の創造的な対話の場「フューチャーセッション」を提供し、企業・自治体のビジョンや将来構想、市民・行政・企業のセクターを越えた協調アクションの共創を支援している。
長野県生坂村を舞台に、ネイチャーポジティブと第2のふるさとづくりを目指すコミュニティ型リジェネラティブ・ツーリズム「旅するいきもの大学校!」など、自然環境と地域社会の再生に向けたプロジェクトなどを担当。個人でも、静岡・梅ヶ島の耕作放棄茶畑の再生コミュニティを運営。
主催・企画について
YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)|主催
リジェラボは、ヤマハ発動機が運営する「再生(Regeneration)」をテーマにした共創スペースです。人・自然・都市のこれからを考える実験場として、多様なバックグラウンドを持つ人々が集い、未来のアイデアが生まれる場です。
施設紹介:https://www.yamaha-motor.co.jp/regenerative-lab/
アーティクル株式会社|企画・運営
サステナビリティ領域のメディア「IDEAS FOR GOOD」を運営するハーチ株式会社と、企業・自治体の共創プロジェクトを手がけてきた株式会社フューチャーセッションズが、2026年6月に合併して誕生した会社です。国内外の地域や移動の取り組みを伝えてきた編集の視点と、対話の場を設計・進行してきたファシリテーションの経験の両方から、本イベントを企画・運営しています。
https://artiql.jp/
サステナブルな軽食のご紹介:WiLLD
WiLLD(ウィルド)は「Will=意志・未来」と「Wild=自然・野生」を組み合わせた造語。
神奈川県西部の契約農家10箇所と提携し、旬の野菜を主役に発酵調味料やスパイスと組み合わせたオリジナルのオーガニック料理を提供しています。

【参照ページ】【11/9@横浜】モビリティは、地域を再生できるのか。── 移動手段を、地域の魅力を体験する時間に変えるには【PLAYERS for REGENERATION Vol.3】| Peatix
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