海洋プラをアップサイクルした色鮮やかな工芸品「buøy」
「buøy」は、海洋ゴミとして廃棄されたプラスチックを、美しい伝統工芸品に生まれ変わらせるというプロジェクトです。横浜市神奈川区に本拠を置くプロダクトデザイン会社、株式会社テクノラボの中ではじまった「Plas+tech project」という社内プロジェクトから生まれました。
buøyの背景にあるのは、海洋プラスチック汚染が社会問題となるなか、問題の本質はプラスチックという「素材そのもの」ではなく、それを安易に使用し、廃棄するという「人間の習慣」にあるという考え方です。大量生産されたプラスチックが捨てられてしまうのは、安価で捨てても替えが利いてしまう「商品」だから。それであれば、美しく、世界でたった一つだけのオリジナルな「工芸品」であれば、捨てることなく大切に使ってもらえるのではないか。その発想から生まれたのが、海洋に廃棄されたプラスチックごみから作った工芸品のお皿です。
buøyの美しいデザインは、「熱で溶け、冷やせば固まる」というプラスチックの特性を活かし、熱をかけると同時に一定の圧力でプレスをするという特殊な製法によって実現されました。これにより、異なる種類や色のプラスチック素材を混ぜたまま美しい成形板をつくることが可能となり、この製法は現在特許出願中となっています。
なお、buøyの素材となる海洋プラスチックごみはテクノラボの社員らが神奈川県の逗子海岸で収集したもので、プロジェクト資金はクラウドファンディングで調達されました。
※本商品は、Circular Yokohamaが運営するYOKOHAMA CIRCULAR DESIGN MUSEUMにて展示販売を行っています。
ここがサーキュラー!
1. 海洋に廃棄されたプラスチックごみを素材として利用
buøyの工芸品は、海洋に廃棄されたプラスチックごみを素材としてつくられています。buøyの活動は、海洋プラスチックごみの削減に直接的に貢献しています。また、海岸沿いのクリーンアップ活動を通じ、人々にゴミ問題を考えるきっかけを提供しています。
2. 「商品」ではなく「工芸品」をつくることで、問題の本質を伝える
安価で代替可能な大量生産型の「商品」ではなく、一つ一つのオリジナルな「工芸品」を作るというコンセプトにより、海洋プラスチックごみ問題の本質は、プラスチックという素材そのものではなく、その使い方にあるという問題の本質を訴えかけています。
3. プラスチックの特性を活かした美しい工芸品づくり
buøyは、海洋プラスチックごみ問題においては負の側面として認識されている「腐らない」「容易に再生可能」という素材特性を逆に利用することで、廃棄されたごみを新たに高い価値をもつ工芸品へと生まれ変わらせています。人々にその価値を直感的に理解してもらえるように、完成品の美しさにもこだわっている点もポイントです。
プロジェクト概要
| 運営主体 | 株式会社テクノラボ |
| カテゴリ | アップサイクル |
| 開始日 | 2019年11月 |
| 営業時間 | 平日:9時~18時、土日祝:休み |
| 住所 | 神奈川県横浜市神奈川区青木町6-19横濱マークレジデンス1-B |
| URL | http://www.techno-labo.com/rebirth/ |
| 連絡先 | 電話番号:045-444-0220 / メール:rebirth@techno-labo.com |





