ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)は、「遊び」と「再生」が重なるところに新しい事業の種を見つけていくイベントシリーズ「PLAYERS for REGENERATION」の第2回を、2026年9月25日(金)に開催すると発表しました。会場は、同社がみなとみらいに構える共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)」です。
本イベントシリーズの企画・運営には、Circular Yokohamaを運営するアーティクル株式会社が協力しています。
欧州の動向と計測の現場から考える、クレジット活用で描きたい未来
本イベントは森林由来のカーボンクレジットを主な題材に、クレジットの調達・選定に関わる実務者が集まる会です。
他社は何を見て決めているのか。自社は、どこで止まっているのか。
ゲストによるトークセッションと参加者同士のワークショップを通じて、うまくいっていない話も含め、同じ立場の人と本音で情報交換できる場です。
「高品質なクレジットは、誰にとっての品質か。」
「できるだけ質の高いカーボンクレジットを。」
そう考えたとき、質の高さは、何を見て判断すればいいのでしょうか。
認証機関。方法論。追加性、永続性、モニタリングの精度。地域に生まれる便益。第三者による格付け。判断の手がかりは、いくつもあります。
難しいのは、そのうちのどれを重く見るか。自社の説明責任から考えるのか、現地の森や地域から考えるのか、気候変動の緩和量から考えるのか。同じ「質が高い」でも、どこから見るかで、選ぶものが変わってきます。
今回のイベントではその「質」を、欧州の動向、クレジット計測の現場、購入側に立つ参加者の課題感という三つの視点から捉え直します。その上で、カーボンクレジット活用の先に描きたい未来を、参加者同士の対話を通じて考えます。
イベント開催概要
タイトル:カーボンクレジット実務者の本音会議──何に迷い、何があれば決められるのか。|欧州の動向と計測の現場から考える、クレジット活用で描きたい未来【PLAYERS for REGENERATION Vol.2】
日時:2026年9月25日(金)17:00〜20:45(受付16:30〜)
会場:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)/横浜シンフォステージ ウエストタワー 9F
最寄駅:みなとみらい線「新高島駅」徒歩約2分/JR・市営地下鉄「横浜駅」徒歩約8分
定員:25名(事前申込制 ※申込多数の場合、抽選の可能性あり)
参加費:1,500円(※ごみの出ない「ゼロ・ウェイスト」な軽食付き)
お申し込み:Peatixページよりお申し込みください
※18歳未満は参加不可です。なお、イベント進行の都合上お子様の同伴も不可とさせて頂いております。ご了承ください。
こんな方に向いています
- 森林由来のクレジットの調達・評価を検討している方
- 自社でカーボンクレジットの調達・選定・稟議に関わっている、または過去に関わっていた方
- 投資・金融の立場から、クレジットやカーボン関連の評価・審査に関わっている方
- 商社などで、クレジットの取引・調達に関わっている方
- オフセットの公表方法やエビデンスの整え方に、リスクを感じている方
- 「うちの基準は、これでいいのだろうか」と、一人で考え続けている方
持ち帰っていただけること
- 欧州でいま何が起きていて、日本にどう波及しそうかという時間軸
- 森林クレジットの根拠となるデータが、森でどう測られ、どうつくられているのかという知識
- 他社の担当者が何を見て判断しているのかという、対話でしか得られない情報
- 自社の課題を根本原因まで掘り下げ、その先に描きたい未来の輪郭が見えた状態
- 同じ立場で相談できる相手
ゲストトークの内容
そのクレジットは、どこでどうつくられたのか?
前半のゲストトークの一人目は、社会をもっとよくするアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」の編集部メンバーであり、アーティクル株式会社グローバル事業担当執行役員の伊藤恵さんにお話を伺います。欧州のサステナビリティ動向を取材してきた立場から、企業のサステナビリティシフトにおける、カーボンクレジットのそもそもの立ち位置や、現地の企業がいま何を求められ、どう対応しているのか。クレジットを売る側でも買う側でもない立場からお話しします。
2人目は、ヤマハ発動機で森林計測サービス「RINTO」を手がける、新事業運営部の吉田城治さん。森林・林業のコンサルティングやGISの現場で、自然環境のデジタル化に長く携わってきました。クレジットの根拠になる数字が、実際にどうつくられているのか。数字になる、その手前を知る立場からお話しします。
森林由来のクレジットなら、出発点は森を測ることです。どの範囲を、どんな手法で、どの精度で測るのか。どこまでが実測で、どこからが推計なのか。数字になる前には、そういった工程があります。RINTOは、無人ヘリによるレーザ計測とAI解析で、森林の状態をデータにする取り組みです。当日は、現場で実際に何をどこまで測っているのかを共有します。測り方が見えていると、自社にとっての「質が高い」も具体的になります。
他社の担当者は、何を見ているのか
自社は、どこを見て決めているのか。どこで迷っているのか。
前半のトークセッションのあとは、参加者同士の対話の時間です。カーボンクレジットの活用に何を期待しているのか。その手前で、いま何が障壁になっているのか。近い課題を持つ人どうしでチームを組み、その乗り越え方と、乗り越えた先の未来の姿を考えます。
ファシリテーションは、企業・自治体・NPOの共創プロジェクトを数多く設計・進行してきた、対話の場づくりのプロフェッショナルであるアーティクル株式会社が担当します。
自社の判断軸と、いま抱えている迷いを持ち寄って、カーボンクレジットの「質」を見る眼を一緒に磨きませんか?その先にどのような未来を描けるのかまで、当日ご一緒しましょう。
当日の流れ
● 16:30|開場・受付
● 17:00|オープニング
イベントシリーズの紹介、自己紹介
● 17:15|ゲストトーク①|伊藤 恵さん(アーティクル IDEAS FOR GOOD)※オンライン登壇
・企業のサステナビリティシフトにおける、カーボンクレジットのそもそもの立ち位置
・現地の企業がいま何を求められ、どう対応しているのか
・何がグリーンウォッシュとされ、企業はどう判断しているのか
● 17:35|ゲストトーク②|吉田 城治さん(ヤマハ発動機 RINTO)
・なぜ森とカーボンクレジットに取り組むのか
・無人ヘリによるレーザ計測とAI解析で、現場で何をどこまで測っているのか
・それが購入企業のブランドにどうつながるのか
● 17:55|クロストーク・Q&A|伊藤(オンライン) × 吉田
・欧州が求めはじめているエビデンスの水準と、いま実際に測れるものの現在地
● 18:30|対話ワークショップ(90分)
一人で考えるところから始め、ペア、チームへと広げていきます。
・一人で書き出し、ペアで交換する(18:30〜)
カーボンクレジットの活用に何を期待しているのか。
それが実現したとき、社会はどう変わるのか
・近い課題を書いた人どうしで、2〜4人のチームをつくる(18:50〜)
その手前で、いま何が障壁になっているのか。
その障壁は、どこから来ているのか
・チームで形にして、全体に共有する(19:35〜)
その乗り越え方と、乗り越えた先の未来の姿
● 20:00|クロージング
● 20:05|懇親会(サステナブルな軽食・お飲み物をご用意)
RINTOメンバーも参加します
● 20:45|終了
登壇者

伊藤恵(※ロンドンよりオンライン登壇)
アーティクル株式会社・グローバル事業担当執行役員
ロンドン在住。一橋大学社会学研究科修了。学生時代は東京・シンガポール・香港などアジアのグローバルシティの公共空間・緑化空間について研究し、その後オフィスのインテリアデザインを手掛ける企業にてプロジェクトマネジメントに携わる。現在は欧州のサステナビリティ・サーキュラーエコノミーの動向の取材・発信ほか、レポート執筆や講演も手がける。本イベントでは、欧州企業がいま直面している判断の実例を紹介する。

吉田 城治さん
ヤマハ発動機株式会社 新事業運営部 事業企画グループ・グループリーダー
森林・林業コンサルティング会社やGISベンダーにおいて、クラウドサービスを活用した河川DX・山地災害DXなど、自然環境分野におけるデジタルソリューションの企画・開発に従事。現在は、無人ヘリレーザ計測によるデータやAIを活用した森林資源解析技術の開発に加え、自然資本・カーボンクレジット関連の業務を推進している。
司会・ファシリテーター

大石 竜平
アーティクル株式会社・Sustainable Business Designer
University College London卒。建築学部にて、哲学・人類学とともに生と時間の概念を考察。帰国後は保育士となり、教育の視点と技術を養う。
現在は次世代教育事業や、企業向けサステナビリティ理解・意識醸成研修事業、イベント・コミュニティビルディング事業を担当。教育の視点で変化のプロセスや受容性をデザイン。
幼少期より海に携わっていたこともあり、海洋課題にも注力している。
sakana harbour代表。日本さかな専門学校・海洋教育コミュニケーションコース長

西山 なつ美
アーティクル株式会社・共創プロセスデザイナー
セクター横断の創造的な対話の場「フューチャーセッション」を提供し、企業・自治体のビジョンや将来構想、市民・行政・企業のセクターを越えた協調アクションの共創を支援している。
サーキュラー・デザインを生活者起点で推進する共創プラットフォーム「CURULY LAB」、ゼロカーボン日本酒を飲みながら対話するサステナビリティ共創セッション「Zero Carbon Drinks」を主宰。

坂本 悠樹
アーティクル株式会社
セクター横断の創造的な対話の場「フューチャーセッション」を提供し、企業・自治体のビジョンや将来構想、市民・行政・企業のセクターを越えた協調アクションの共創を支援している。
長野県生坂村を舞台に、ネイチャーポジティブと第2のふるさとづくりを目指すコミュニティ型リジェネラティブ・ツーリズム「旅するいきもの大学校!」など、自然環境と地域社会の再生に向けたプロジェクトなどを担当。個人でも、静岡・梅ヶ島の耕作放棄茶畑の再生コミュニティを運営。
主催・企画について
YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)|主催
リジェラボは、ヤマハ発動機が運営する「再生(Regeneration)」をテーマにした共創スペースです。人・自然・都市のこれからを考える実験場として、多様なバックグラウンドを持つ人々が集い、未来のアイデアが生まれる場です。
施設紹介:https://www.yamaha-motor.co.jp/regenerative-lab/
RINTO(ヤマハ発動機)
森林の状態を高精度に計測し、データ化する取り組み。そのクレジットは本当に信頼できるのかという問いに、データの側から答えることを目指しています。
https://www.yamaha-motor.co.jp/ums/forest/
アーティクル株式会社|企画・運営
サステナビリティ領域のメディア「IDEAS FOR GOOD」を運営するハーチ株式会社と、企業・自治体の共創プロジェクトを手がけてきた株式会社フューチャーセッションズが、2026年6月に合併して誕生した会社です。グリーンウォッシュや環境訴求をめぐる議論を追いかけてきた編集の視点と、対話の場を設計・進行してきたファシリテーションの経験の両方から、本イベントを企画・運営しています
https://artiql.jp/
サステナブルな軽食のご紹介:WiLLD
WiLLD(ウィルド)は「Will=意志・未来」と「Wild=自然・野生」を組み合わせた造語。
神奈川県西部の契約農家10箇所と提携し、旬の野菜を主役に発酵調味料やスパイスと組み合わせたオリジナルのオーガニック料理を提供しています。

【参照ページ】【9/25@横浜】カーボンクレジット実務者の本音会議── 何に迷い、何があれば決められるのか。|欧州の動向と計測の現場から考える、クレジット活用で描きたい未来【PLAYERS for REGENERATION Vol.2】| Peatix
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