
横浜市、秋田県八峰町と再生可能エネルギーに関する連携協定の締結を発表
- On 2020年10月23日
横浜市は2020年10月22日、秋田県八峰町(はっぽうちょう)と新たに再生可能エネルギーに関する連携協定を締結することを発表しました。同時に、同県八峰町の峰浜風力発電所で発電された再生可能エネルギー由来電気の供給を横浜市内6事業者を対象に開始します。
横浜市は2018年10月に改定した「横浜市地球温暖化対策実行計画」において、脱炭素化の実現に向けた「Zero Carbon Yokohama」を目標に掲げ、地球温暖化対策やエネルギー施策を強化し、持続可能な大都市モデルの実現に向けた取り組みを進めています。2019年2月には、青森県横浜町、岩手県内9市町村、福島県会津若松市・郡山市と再生可能エネルギーに関する連携協定を結び、それらの地域で発電された再生可能エネルギーはすでに横浜市内各地の事業所に送電、利用されています。
今回新たに協定を結ぶ八峰町は、秋田県北西部に位置する人口約7000人の地域です。八峰町で生み出された再生可能エネルギーは定価格買取制度(FIT)を通じて東北電力が買収し、それをさらにみんな電力株式会社が仲買し、横浜市内の事業所へ届けられます。
八峰町再エネ電気利用の横浜市内6事業者について
秋田県八峰町から供給される電力は、横浜市内の以下の施設で使用されます。
- 株式会社オオスミ(本社)
- 株式会社コメダ(珈琲所コメダ珈琲店横浜江田店)
- 特定非営利活動法人 こらぼネット・かながわ (神之木地区センター 及び 菅田地区センター)
- 株式会社 シマミネコーポレーション (シマミネ元町本店)
- 日本郵船株式会社 (横浜港大黒 C-3 ターミナル)
- 公益財団法人横浜 YMCA (湘南とつか YMCA)
秋田県八峰町・横浜市 再エネ連携協定締結記念式典について
連携協定の締結に先立ち、八峰町長、再エネ電気の利用事業者、小売電気事業者、風力発電事業者を招いた記念式典が開催されます。
- 日時:10月29日(木) 14時30分~14時45分
- 会場:横浜市庁舎31階 レセプションルーム
- 出席者(予定) :
林文子市長
森田新一郎八峰町長(オンラインでの御出席)
八峰町再エネ電気利用の6事業者
みんな電力株式会社(小売電気事業者)
株式会社ウェンティ・ジャパン(発電事業者:ウェンティ・パル八峰合同会社の代表としてオンラインでの御出席) - 次第:
・開会
・横浜市長挨拶
・八峰町長挨拶
・来賓紹介
・記念写真撮影
・閉会
※新型コロナウイルス感染症対策のため、取材を希望する場合は10月28日(水)15時までに横浜市へ問い合わせる必要があります。詳しくは横浜市記者発表資料をご覧ください。
【参照記事】再生可能エネルギーに関する連携協定 拡大!秋田県八峰町と新たに連携協定を締結 横浜市内への電力供給を開始します(10月29日 再エネ連携協定締結記念式典開催)
【参照記事】横浜市地球温暖化対策実行計画 概要版(平成30年10月

室井梨那(Rina Muroi)

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