ワークショップ「本の処方箋をつくろう」を開催しました【イベントレポート】
- On 2023年7月19日
2023年7月15日、社会を「もっと」よくするアイデアを集めたWebマガジンIDEAS FOR GOODとCircular Yokohamaがコラボレーションし、ワークショップ「お気に入りの本の処方箋をつくろう!」を開催しました。
本記事では、当日のワークショップの様子をレポートします。
本の処方箋とは
処方箋とは、患者の状態に合わせて必要な薬の種類や量、服用方法を記述したもの。本の処方箋では、「薬」を「自分のお気に入りの本」に置き換え、お薬袋に“本の効能”を書きます。本の題名を伏せた状態で参加者それぞれが書いた処方箋をみんなで読み、その本の魅力を共有するイベントです。
読書好きならではのアイスブレイク
7月15日土曜日の午前10時。休日の朝に少し早起きをして集まった参加者5名のみなさまと、主催メンバー3名。
まずは自己紹介を兼ねて、それぞれの読書にまつわるエピソードをシェアしました。
読書は電子書籍派?紙派?
年齢制限のある読書会が多く参加しづらい・・・
など、読書好きならではの議論と共感が多く生まれ、早速打ち解けることができました。
自分にとって大切な本の魅力を再発見する時間
自己紹介を終えると、いよいよ本の処方箋作りに取り掛かります。
主催メンバーが事前に記入した処方箋を参考にしながら、処方内容を決めていきます。
自分のお気に入りの一節を読み返したり、作者の情報を調べ直したり、その作業を通して大切な1冊の本の魅力をより深く知ることができます。
処方箋を読んで、本のタイトルと作者を予想
処方箋の記入が終わったら、お薬袋の中に本を入れて全員で処方箋を読んでみます。
本のタイトルはもちろん、誰が書いた処方箋なのかという情報も伏せた状態。自己紹介の時に聞いた情報から処方箋の作者を当てたり、処方内容から本のタイトルを当てたり、予想する時間をみんなで楽しみました。
最後に、答え合わせタイム。参加者それぞれが自分の書いた処方箋の内容を解説し、本のタイトルを紹介しました。
開催後記
今回のイベント会場である星天qlay「qlaytion gallery(クレイション ギャラリー)」では初開催の読書イベント。読書好きな社会人の皆さまにお集まりいただきました。
イベント終了後には、それぞれが持ち寄った本を試し読みしたり、読書家あるあるや小説原作の映画の評論で盛り上がったり。自分のお気に入りの本の魅力を共有するだけではなく、人と人との新しいつながりや知識の習得にもつながった2時間でした。
「今後も定期的に開催してほしい!」というお声をいただき、初の試みであった本イベントの成功を感じることができました。ご参加くださいました皆さま、誠にありがとうございました。
Circular Yokohamaでは、引き続きqlaytion galleryのスペース運営を通じて、地域のサーキュラーエコノミー推進やコミュニティ活性化に努めてまいります。今後も様々なテーマでイベントを開催してまいりますので、ぜひご参加ください!
【参照記事】【7/15】「お気に入りの本の処方箋をつくろう!」IDEAS FOR GOOD × Circular Yokohama 連携イベント
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