「脱炭素」でつながる国際都市の最前線。第13回 アジア・スマートシティ会議が横浜で開催【イベントレポート】
- On 2024年12月16日
2024年10月23日~24日、アジア諸都市、政府機関、国際機関、学術機関及び⺠間企業等が一堂に会し、アジアにおける持続可能な都市づくりに関する知見や実践事例を共有する国際会議「第13回 アジア・スマートシティ会議」が開催されました。
13回目となる2024年は、「脱炭素」をテーマに国内外の多様なステークホルダーが集い、持続可能なグリーン社会の実現に向けた課題や成⻑へのビジョン、先進的な技術によるソリューションの共有が行われました。
Circular Yokohamaではメディアパートナーとして本会議に参画し、当日はステージプログラムへの登壇と出展ブースにおける展示を行いました。
国際都市と横浜が「脱炭素」でつながるステージプログラム
ステージプログラム(セッション)では、2日間にわたり「脱炭素」に関わる多様なテーマでプレゼンテーションや議論が行われました。山中竹春横浜市長や、フィリピン・セブ市長、インドネシア・パル市長など、国内外の主要都市から多くのゲストが集いました。
Circular Yokohamaは、24日に行われたサーキュラーエコノミーをテーマとするセッションに登壇。株式会社StockBase 代表取締役の関氏、欧州ビジネス協会のステファン・ル・ドゥ氏とともに、循環型のまちづくりを促進するためにできることを起業家の視点から議論しました。
「脱炭素」をテーマとする会場装飾
今回、会場の装飾は本会議協賛企業で、横浜市内外にてブライダル事業を手掛ける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズが担当。
ウェディングドレスや花器、使用済みの飲料用コンテナなど、ブライダル事業を通じて出てしまう使用済みアイテムを活用し、「Green」と「Blue」をテーマにした装飾が会場に彩りを添えました。
50の出展ブースでの国際パートナーシップの構築
出展ブースには、約50の企業・団体が参加。「GX(Green Transformation)」、「最先端技術」、「都市課題解決」、「イノベーション」をテーマとし、持続可能なグリーン社会の実現に向けた技術やソリューションの発信、ネットワーキングが行われました。
Circular Yokohamaのブースでは、「都市課題解決」をメインテーマに情報発信を行いました。これまでに企画運営を行った、国内外からの視察ツアーの模様を映像にまとめて紹介したり、「YOKOHAMA CIRCULAR DESIGN MUSEUM」にて常設展示しているアイテムを展示したり、「見て、触って、聞いて、学べる」ブースの展開を目指しました。
本会議を訪れたアジアやアフリカの都市の方々はもちろん、出展者間のコミュニケーションも活発に行われ、2日間にわたり多くの新たな交流が生まれました。
Circular Yokohamaでは今後も、持続可能な社会に向けた取り組みを発信してまいります。
第13回アジア・スマートシティ会議 開催概要
▽開催日程:2024年10月23日(水)~10月24日(木)
▽開催場所:パシフィコ横浜ノース(横浜市西区みなとみらい1丁目1-2)
▽内容:セッション、ブース展示、ビジネス交流会
▽言語:英語・日本語
▽主催:横浜市
▽後援:内閣府・外務省・財務省・経済産業省・国土交通省・環境省・CITYNET・国際農業開発基金(IFAD)・国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
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【参照サイト】第13回アジア・スマートシティ会議 公式ページ
写真提供:第13回アジア・スマートシティ会議運営事務局(一部除く)
室井梨那(Rina Muroi)
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