
【7/29】ヤマハ発動機、”再生”をテーマにしたイベントシリーズ「PLAY for REGENERATION ―消費する遊びから、再生する遊びへ―」を開始
- On 2025年7月4日
ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)は、リジェネレーション(再生)をテーマにしたイベントシリーズ「PLAY for REGENERATION ―消費する遊びから、再生する遊びへ―」を、同社の共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)」にて2025年7月より開催します。
このシリーズは、“再生”を共通の問いとし、遊びを通じて新たな事業や共創の芽を育てていくことを目的としたプログラムです。「自分自身」や「日々の暮らし」といった内面(Inner)の視点から出発し、社会や環境といった外側(Outer)とのつながりへと視野を広げていきます。その接点にあるモビリティや共創の可能性を遊ぶように探りながら、リジェネラティブ=再生の視点を育んでいくことを目指します。
初回は2025年7月29日に開催。テーマは「たくさんの『再生』が集まったとき、社会はどう変わるのだろうか?」。当日は、リペア文化や循環型社会の普及に取り組む合同会社サイクラス代表・平田健夫氏をゲストに迎え、再生する“つながり”について参加者とともに考えます。
本イベントシリーズの企画・運営には、Circular Yokohamaを運営するハーチ株式会社が協力しています。
PLAY for REGENERATION―消費する遊びから、再生する遊びへ― Vol.1 開催概要
- タイトル:「たくさんの『再生』が集まったとき、社会はどう変わるのだろうか?」
- 日時:2025年7月29日(火)18:00〜21:00(開場17:30)
- 会場:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab「リジェラボ」
(横浜シンフォステージ ウエストタワー9階) - 参加費:1,500円(事前申込制/定員50名 ※申込多数の場合、抽選の可能性あり)
- お申し込み:Peatixよりお申し込みください。
- 主催:ヤマハ発動機株式会社
- 企画・運営協力:ハーチ株式会社
当日の流れ(予定)
17:30 開場・チェックイン
18:00 オープニングトーク|つながりとリジェネレーション
18:15 ゲストトーク|リペア×ビジネスの可能性
18:35 映画「リペアカフェ」上映
19:05 休憩
19:15 あそび|対話型リペアカフェ
20:00 交流タイム(軽食をご用意しています)
20:30 終了
ゲストスピーカー:平田 健夫さん (合同会社CYKLUS 代表)
1997年、慶應義塾大学経済学部を卒業。アパレル企業3社にて営業、製品企画、マーケティング業務を担当。その後、2015年にパタゴニア日本支社に入社し、サーキュラリティ部門ディレクターとして、Worn Wearプログラムの推進、リペアセンターの運営、リセールビジネスの導入などに従事。2024年、合同会社サイクラスを設立し、ブランド共同リペアイベント「DO REPAIRS」などを通じて、リペア文化や循環型社会の普及に向けた活動を展開している。
このイベントで得られること
・「共創」に必要な感性がひらくきっかけを得られる
・異なるバックグラウンドの参加者と問いを通じてつながる
・リジェネラティブ思考の最前線に触れられる
・モノとの関係、自分と社会との関係をあそびの中で見直せる
第一回テーマ|「たくさんの『再生』が集まったとき、社会はどう変わるのだろうか?」
変化の激しい時代。事業も人間関係も、予測不可能な外部環境の中で、どのように「つながり」や「信頼」を育てていけるのでしょうか。
今回のイベントでは、「再生(Regeneration)」というキーワードを通して、“つながり直す力”を体験的に探ります。
問いは「たくさんの『再生』が集まったとき、社会はどう変わるのだろうか?」です。
上映する映画「リペアカフェ」は、壊れたモノを修理する過程から、人や社会の関係性が修復されていく様子を描いています。
ポイントは、修理という“物理的な行為”が、いつの間にか“内と外の境界”を溶かしていくプロセスになるということ。あなたの中の「これは自分」「これは他人」「これは社会」という境界線は、もしかしたらもっと柔らかく、つながり直せるものかもしれません。
後半には、対話型セッションを実施します。
あなたが今、直したいものは何でしょうか?それは、壊れたキッチンタイマーでもいいし、気まずくなった同僚との関係でもいい。あるいは、毎朝起きるたびに感じる疲れや心の重さかもしれません。「今、自分が直したいもの」についてみんなで語り合うことで、日々のささやかな修理の中に、社会における“再生”の可能性を見出してみませんか?
共創や循環に関心のある方はもちろん、今後の仕事や人生に「修復と再構築」の視点を持ちたい方にもおすすめです。

リジェラボでの過去のイベントの様子
作品情報:「リペアカフェ」(30分 | 日本語字幕 | 英題 The Repair Cafe)
「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれるオランダ発祥のリペアカフェ。彼らはモノを修理するだけではない。離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」… リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか? 壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある──
制作年: 2024年 企画制作: ハーチ株式会社(IDEAS FOR GOOD)
会場について:YAMAHA MOTOR Regenerative Lab(リジェラボ)
リジェラボは、ヤマハ発動機が運営する「再生(Regeneration)」をテーマにした共創スペースです。
人・自然・都市のこれからを考える実験場として、多様なバックグラウンドを持つ人々が集い、未来のアイデアが生まれる場です。
イベントシリーズ「PLAY for REGENERATION」について
それぞれの生き物には、役割がある。
ミツバチが花をめぐり受粉を助け、森は土を耕し、海藻は二酸化炭素を吸収するように。
では、私たち人間は自然の一部として、どんな営みを還元できるだろうか。
「PLAY for REGENERATION」 は、“再生”をテーマに、共通の問いを囲み、遊びながら考える場所です。
理由のいらない“遊び”の中で、都市に暮らす私たちの感性が、少しずつほどけていく。
五感をひらき、身体を動かし、自然の中に自分自身を見つけていく。
そして、感じたことをわかちあい、人と人とのつながりが紡がれる。
ここから、共創の芽が育っていきます。
さあ、「地球がよろこぶ遊び」を一緒に探しにいこう。
【参照記事】「たくさんの『再生』が集まったとき、社会はどう変わるのだろうか?」|PLAY for REGENERATION ―消費する遊びから、再生する遊びへ― Vol.1
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金田 悠
