
レコテック、横浜市と「廃棄物のデジタル管理」に関する連携協定を締結
- On 2025年4月2日
次世代型廃棄物計量管理システム「pool」を展開するレコテック株式会社(以下、レコテック)と横浜市は、2025年3月、「デジタル技術を活用した市役所ごみゼロルート回収の高度化事業」に関する連携協定を締結しました。期間は、2025年3月14日から2026年6月30日まで。両者は本協定を通じて、デジタル技術による廃棄物管理の新たなモデルを確立し、サーキュラーシティの実現を目指すと発表しています。
「サーキュラーエコノミー推進」と「廃棄物管理の高度化」を目指す
連携協定の目的は、「サーキュラーエコノミーの推進」と「廃棄物管理の高度化」。レコテックが運営する廃棄物計量管理システム「pool」の独自技術を活かし、廃棄物データの効率的な集約と管理オペレーションの改善、外部サービスとの連携による収集運搬ルートの最適化、環境負荷の継続的な低減を実現するとのこと。具体的には、以下の項目が実施される予定です。
廃棄物データの高度な分析と最適化
- ルート回収参加施設における詳細な廃棄物データ調査
- 最適なシステム要件の戦略的検討
収集運搬プロセスの最適化
- 廃プラスチック類の再資源化を考慮したルートシミュレーション
- データ駆動型の効率的な収集運搬システムの構築
今後は本協定に基づき、横浜市と共に、同市が管理する約1,200拠点の施設から排出される資源のサーキュラーエコノミー推進と脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めていくとしています。
Circular Yokohamaでは今後も、横浜市の持続可能な発展に向けて、情報発信や地域での取り組みを行ってまいります。
【参照記事】RECOTECH、横浜市とpoolによる廃棄物のデジタル管理で連携協定を締結
【参照サイト】RECOTECH
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金田 悠
北海道出身、横浜在住。学生時代は美学芸術学を専攻。多様性のあるやさしい社会を目指して広報・ライティングを手がける。興味のある分野は、サーキュラーエコノミー、政治、インナーサステナビリティ。

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