メルセデス、世界初の電気自動車専売拠点「メルセデスEQ横浜」をオープン
- On 2022年12月27日
メルセデス・ベンツ日本株式会社と、メルセデス・ベンツ正規販売店契約を締結する株式会社シュテルン世田谷は、2022年12月6日、横浜市神奈川区にて世界初の電気自動車専売拠点「メルセデスEQ横浜」をオープンしました。
ニュースのポイント
- 電気自動車ブランド「メルセデスEQ」専売店のオープンは世界初
- 店舗では新車販売のほか、試乗やV2H機器の体験を通してEVライフの体感が可能
- 2039年までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラル実現を目指す
カーボンニュートラル実現を目指し、世界初の専売店でEVライフを提案
「メルセデスEQ」は、メルセデス・ベンツの電気自動車ブランドです。メルセデス・ベンツ社は2039年までに新車バリューチェーン全体でカーボンニュートラル実現を目指す「Ambition2039」を掲げており、新車販売において市場の状況が許す限り、2030年までにすべて電気自動車へ移行する準備を整えることを発表しています。この度、日本における電気自動車市場の更なる成長の可能性を見据えて、世界初となるメルセデスEQ専売拠点を横浜に開設しました。
接客を行うスタッフは、電気自動車全般に精通した「EQエキスパート」にて構成されており、来店者は商品説明や試乗、メンテナンス時の対応などを通じてEVライフのサポートを受けることができます。
電気自動車のある生活を体感できる
店舗ではメルセデスEQ全5車種を展示販売するほか、試乗車を用意。納車を行うスペース「ハンドオーバー」、5台分のワークショップ(整備スペース)があり、メンテナンスにも対応しています。レンタカーサービス「MBレント」を導入し、購入希望者が日常生活に取り入れて体験することも可能です。また、急速充電器(CHAdeMO)に加え、V2H機器(電気自動車のバッテリーに蓄えている電気を住宅設備で使えるようにするシステム)も設置しており、電気自動車のある生活を体感するための仕組みが整えられています。
Circular Yokohama編集部がメルセデス・ベンツ日本株式会社にメールでの取材を行ったところ、「自動車を発明した会社として、今後も業界をリードしていけるよう、お客様にとって魅力的な製品とサービスを提供することで持続可能な未来を実現していきたい」とのコメントをいただきました。今後は店舗に太陽光パネルを設置し、V2H機器を利用して店舗で使用する電気を自然エネルギーでまかなう、サステナブルな運営の実現を目指しているとのこと。店舗は第一京浜(国道15号)に面しているため、横浜市内外を問わず、今後も多くの方が訪れることが予想されます。
自動車をはじめ、日常生活における移動手段の選択や、使用する製品の背景や製造過程について見直すことは、サーキュラーエコノミーの実現においても大きな影響を及ぼします。Circular Yokohamaでは今後も、カーボンニュートラル実現に向けた自動車業界の動向を追っていきます。
メルセデスEQ横浜概要
拠点名:メルセデスEQ横浜(Mercedes-EQ Yokohama)
所在地:神奈川県横浜市神奈川区神奈川2-15-5
TEL:045-461-2411
営業時間:10:00-18:00
定休日:水曜日
敷地面積:1,220.93㎡
新車展示台数:7台
充電器設置数:3基(急速充電器1基(充電口:2口)、普通充電器:1基、V2H機器:1基)
【参照サイト】世界初のメルセデスEQ専売拠点「メルセデスEQ横浜」をオープン
【参照サイト】Ambition2039
【参照サイト】メルセデスEQ横浜
【参照サイト】メルセデスEQ
金田 悠
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