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瀬谷西高校「SEYANISHI SDGs PROJECT」に参画しました【イベントレポート】

  • On 2022年12月26日

神奈川県立瀬谷西高等学校(以下、瀬谷西高校)は、グラデュエーションポリシー(卒業までに身につける資質)として持続可能な社会の担い手の育成を掲げ、2021年度より地域の企業や団体と協働して地域課題の解決を目指す「SEYANISHI SDGs PROJECT」に取り組んでいます。同プロジェクトではSDGsが示す目標に即した16のプロジェクトを発足し、同校生徒と横浜市内を中心とする30以上の企業やNPO、農家や商店街が連携して学習を進めてきました。

※各プロジェクトについては、瀬谷西高校のお知らせをご覧ください。

2022年11月9日、横浜市役所を会場に、同プロジェクトの学習成果発表会「瀬谷西SDGsフェスティバル」が開催されました。当日は、テーマごとのステージ発表と成果物の展示販売、ワークショップによるブース発表が行われ、多くの協力企業や団体、地域住民が会場を訪れました。

本記事では、瀬谷西高校とCircular Yokohamaのこれまでの協働を振り返りながら、「瀬谷西SDGsフェスティバル」の様子をお伝えします。

Circular Yokohamaによる出張授業「資源循環とは?」

2023年3月に完校(再編・統合による閉校)が決定している瀬谷西高校。「SEYANISHI SDGs PROJECT」は、45年にわたる同校の教育活動の締めくくりとなる一大イベントです。SDGsの学びを通して地域貢献することで同校の歩みを地域に残し、地域住民やお世話になった人々への恩返しをすることが目的だといいます。

Circular Yokohamaでは、2021年秋に瀬谷西高校よりお声がけをいただいたことをきっかけに同プロジェクトへの参加が決まりました。地産地消やエシカル消費、多様性や食品ロスなど多岐にわたるテーマの中で、Circular Yokohamaが参加したのは資源循環プロジェクトです。

Circular Yokohamaは、早速学校に足を運び、廃棄物にまつわる現状の課題や解決策としてのサーキュラーエコノミーについて授業を行いました。

lecture at seyanishi high school

2021年度に実施した出張授業の様子

生徒の皆さんが特に関心を寄せていたのが、廃棄物の量。

世界では年間800万トンのプラスチックがごみとして海に流れ込んでいる。その量は東京ドーム7杯分。

国内の洋服の廃棄量は年間100万トン。数にして、およそ33億着。日本人一人当たり年間25着廃棄している計算。

このような数字を目の当たりにして、これまで当たり前のように買って、使って、捨てていた、すなわちリニア型の消費生活を送ってきたことに疑問を抱く生徒もいました。

続き2度目の出張授業では、資源の循環を実現するためのグッドアイデアとして世界のさまざまな解決策を紹介しました。

現状の深刻さを認識するだけではなく、それを解決するためのユニークなアイデアが多くあると学ぶことで、社会課題の解決は決して苦しいものではなく、面白さやワクワクを生み出す楽しいものであるということを伝えたい。そんな想いで、授業を行いました。

リサイクルやアップサイクルの取り組みへの参画

Circular Yokohamaとともに座学で学びを深めたのち、2021年度二学期から2022年度一学期にかけては、資源循環に資する身近な活動を探したり、自分達にできることを検討したりしたといいます。

そこで資源の循環を体感すべく、廃棄されてしまう草花「ロスフラワー」の利活用を行う株式会社RINとともに、ロスフラワーの加工をお手伝いしたそうです。

花が彩る、日常の小さなつながり
RINの活動についてはこちらの記事へ(IDEAS FOR GOOD)
IDEAS FOR GOOD https://ideasforgood.jp/2020/07/27/design-for-good-talk-live-3/

7月にはこれらの活動を集約した中間発表、「探究学習成果発表会」も行われました。

学習の集大成「瀬谷西SDGsフェスティバル」

迎えた11月9日。プロジェクトの集大成となる「瀬谷西SDGsフェスティバル」には、会場となる横浜市役所1階アトリウムをおよそ400名が訪れました。

16のプロジェクトごとのステージ発表とブース発表が行われるなか、資源循環プロジェクトでは資源循環の現状とサーキュラーエコノミーの概念についてプレゼンテーションを行いました。

加えて、ブース発表ではロスフラワーの加工体験のワークショップも実施しました。

横浜市内のイベントやホテルで余ったり行き場がなくなったりしている生花を引き取り、それを材料に生徒みんなでドライフラワーを製造したそうです。

ブースを訪れた人々がロスフラワーの課題とその解決策について学べるお土産も配布していました。

資源循環プロジェクト以外にも、廃棄されてしまうプラスチックを活用したアクセサリーやフェアトレードのチョコレート、横浜産の小麦や農産物、ヘアカラー剤の容器と廃棄プラスチックで作るビニール袋など、数多くの成果物が展示販売されていました。

フェスティバルの会場は、生徒の皆さんの学習の成果が詰まっているだけではなく、横浜市内でSDGsやサステナビリティに取り組む企業や団体、個人の成果が可視化された場所でもありました。

このフェスティバル並びにプロジェクトを通じて新たな学びやつながりを得た人も多く、きっと今後の横浜のまちにプラスの影響をもたらしてくれるに違いありません。

地域の明るい未来を感じることができる「瀬谷西SDGsフェスティバル」は、大成功のうちに幕を閉じました。

取材後記

Circular Yokohamaでは、この「SEYANISHI SDGs PROJECT」に参画し、SDGsやサステナビリティについて高校生たちがいちから学習する姿を見守ってきました。

地球温暖化や気候危機、格差社会や生物多様性など多岐にわたる課題は、その解決が急務とされています。SDGsが掲げるゴール達成への道のりは決して簡単ではありませんが、それは単なる義務ではなく、創造的なアイデアを楽しみながら生み出していく時間になるかもしれないということを、学習を通じて感じられたのではないでしょうか。

Circular Yokohamaでは現在、SDGsフェスティバルで余ったドライフラワーを再活用する方法を模索しています。瀬谷西高校の完校まで残り数ヶ月となりましたが、最後まで同校の活動を見守りながら協働を継続して参ります。

瀬谷西高校の皆さん、プロジェクトの完走お疲れ様でした!

【参照記事】瀬谷西高校|探究学習成果発表会を行いました
【参照記事】瀬谷西高校|「瀬谷西 SDGs フェスティバル」を開催しました

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室井梨那(Rina Muroi)

横浜出身。幼い頃から自然食やエコな暮らしに興味を持ち、学生時代には日本の伝統食を学ぶ。その後アメリカで1年間を過ごし、帰国後は日本のサステナビリティを国内外に向けて発信している。

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