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「アスリートサーファーが語る『地産地消の文化とサステナブルな暮らし』トークセッション&映画上映会」を開催しました【イベントレポート】

  • On 2023年5月18日

2023年4月28日、神奈川大学にて、ファブラボみなとみらい主催・Circular Yokohama共催のイベント「アスリートサーファーが語る『地産地消の文化とサステナブルな暮らし』トークセッション&映画上映会」を開催しました。

ゲストは、神奈川大学経営学部卒業生であり、業界初の社会人アスリートとして国内外の大会に参戦するアスリートサーファー・石川拳大(いしかわ・けんた)さん。イベントでは、石川さんとシネマフォトグラファー八神鷹也氏が共同で制作した映画「OCEANTREE ~ The Journey of Essence ~ Episode.2 in Kyoto」を視聴し、海と山のつながりやサステナブルな暮らしについてお話いただきました。

サーフィンが伝える「自然のリズム」と共に生きること

「OCEANTREE ~ The Journey of Essence ~ Episode.2 in Kyoto」は、サーフボードの原点である「アライア(古代ポリネシア人が波を乗るのに使っていた一枚板の木製サーフボード)」を題材に、サステナブルな暮らしを発信すべく作られたドキュメンタリー映画の第二弾。明治時代から続く京都の老舗漆店と木工ボード職人と共同で、古くから伝わる漆を使ったアライアを制作する模様が描かれています。

漆アライア

映画のなかで描かれているサーフボードに漆を塗っていく様子

漆アライアとサーフィン。その両方が、海や山、川、里の循環のなかで、「自然のリズム」に合わせて生み出されている。作品は、そうしたメッセージと同時に、自然の恵みから生まれたものの美しさと魅力、職人の手によって一から丁寧につくられたものへの感謝が伝わってくるものでした。

サステナビリティへの一歩は、「楽しみながら感謝すること」

日本の伝統技術とサーフィンを通じて「地産地消の文化とサステナブルな暮らし」を世界に向けて発信する石川さん。イベント中、何度も口にしていた言葉がありました。それは、「楽しむこと」「感謝すること」「当たり前だと思わないこと」。学生時代に訪れ、4年間過ごしたオーストラリアの自由な雰囲気のなかで感じたことだと言います。

アライアと石川さん

石川さんが過去に制作したアライア

サーフボードもサーフィンの楽しみ方も自由。日本では感じられなかったそうした感覚に触れるなかで、石川さんは「当たり前がない」ことに気付きました。そしてそれは、日常においても同じだと言うのです。

「今このイベントに参加しているということさえも、当たり前のことではないと感じています」

「海」という厳しい自然のなか、怪我や死と隣り合わせの環境で日々生きる石川さんの口から出てきた言葉にハッとしました。私たちはつい忘れてしまいますが、「当たり前がない」ことを頭の片隅に置いて日々生きられたら、周りの人や動物、もの、今いる環境……すべてに感謝し、大切にできるのかもしれません。

そしてそれこそが、サステナビリティにとって大事なことではないかという気がしたのです。

石川拳大さん

トークセッションの様子

イベントの終盤は「地産地消×○○」をテーマに、Circular Yokohamaからいくつか事例を紹介し、参加者の方々に対して「これから生活のなかで実践していきたいことは何ですか?」と問いかけました。参加者の方からは、映画や石川さんの話から感じた気づきや想いのシェアがありました。

 

  • たくさんの人と出会って様々な価値観に触れたい。
  • モノを買う時に、ただ値段などを見るのではなく、値段以外で産地や自分のこだわりを大切にしてモノを買いたい。
  • 地域のことを知ること。各地に散らばる資源をバランスよく消費すること。
  • 心から楽しむことが推進力になるんだなと感じた。私も心から楽しむことを忘れないで物事に取り組みます。

 

編集後記

競技としてのサーフィンだけでなく、海で遊ぶこと、「楽しむ」ことを大切にしながら生きている。当たり前がないから、出会う人や動物、環境……その一つひとつと丁寧に向き合う──そんな石川さんだからこそ、自然と仲間が集まり、OCEANTREEのような作品が生まれたのだと感じました。そうした姿からは、地産地消や持続可能なライフスタイルという言葉では表現しきれない、だけどサステナビリティにとって欠かせない「人とのつながり」や「わくわくすること」の大切さを感じてもらえたのではないしょうか。

石川さんにとってのサーフィンのように、一人ひとりが大好きなことに心躍らせながら、その周りにあるものを大切に生きていけたら──それが、真のサステナビリティに向けて踏み出す第一歩になるのかもしれません。

ご参加くださった155名の皆さま、本当にありがとうございました。

神大イベント

参加者の皆さまとの集合写真

【参照サイト】OCEANTREE The Journey of Essence
【関連記事】【4/28】アスリートサーファー・石川拳大氏が語る「地産地消の文化とサステナブルな暮らし」トークセッション&映画上映会

  • Circular Yokohama, アスリート, アライア, サーフィン, サステナビリティ, ファブラボみなとみらい, ライフスタイル, 伝統文化, 地産地消, 持続可能, 日本, 映画上映, 横浜, 環境, 生態系, 神奈川, 神奈川大学
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伊藤智子

ヨーロッパで数年間過ごしたのち、大阪の真ん中から海と山が近くの田舎町に移住。生態系の一部としての人間のあり方を模索すべく、山の中の古民家での生活を始める。人と話したり旅したりしながら多様な価値観に触れることが好き。夢は、人も動物も微生物も、それぞれが自分らしく輝ける世界をつくること。

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