レザーブランド「yuhaku」、革の端材を活用したシルバーアクセサリーを発売
- On 2024年12月9日
職人による手染めのレザーブランド「yuhaku(ユハク)」を展開する株式会社ユハクは、2024年11月、革小物などの型をとった際に出る端材を活用し、ブランド初となるシルバーアクセサリーを発売することを発表しました。同社は横浜市西区に本社を置き、横浜と銀座、名古屋にて直営店を運営。『持ち歩けるアート』をモットーに、革を使用した財布、小物を中心に鞄、靴、ベルトなどのアイテムを展開しています。
鞄や財布を製作する際に生まれる革の端材をアップサイクル
株式会社ユハクは、皮革製品の企画、製造、販売までを手がける日本の企業です。職人による手染めのグラデーションレザーを特長としており、独自の染色技術により、廃液を一切出さない革加工を実現しています。
同社が展開するレザーブランド「yuhaku」では、革を無駄にしない、環境への負担を軽減するための取り組みとして、これまで端材や廃棄レザーを活用したアート作品やバッグシリーズなどをラインナップしてきました。
この度発売されるシルバーアクセサリーには、鞄や財布を製作する際に生まれる、財布などのアイテムには活用できない小さな端材が使用されています。従来よりも細かな端材を活用できる商品として、バングルとリングを企画開発したそうです。
また、端材をアップサイクルすることに加えて、長く使えるよう製品デザインにも注力。幅広い方に対応できるフリーサイズで、さまざまなシーンで活用できる、トレンドや年齢、性別を問わないデザインであることを意識したといいます。
今回発売されるのはカーフまたはクロコダイルレザーを使用したシルバーのバングルとリング。yuhaku横浜本店、Ginza Gallery、yuhaku公式オンラインショップにて販売されるとのことです。
商品一覧
レザーバングル
素材:シルバー925 + カーフ または クロコダイルレザー
レザーリング
素材:シルバー925 + カーフ または クロコダイルレザー
yuhakuの色彩豊かな革製品の多くは、絵画技法を基にに開発された独自技術を用いて、約20工程に及ぶ職人の手作業で染め上げているとのこと。
一般的に、衣料をはじめとする染色の加工作業では大量の水が必要とされ、染色工程で排出される廃水は環境負荷の原因の一つと言われています。その点、同ブランドでは独自技術により一切廃液を出さないと明言しており、さらに商品の製造過程で生じる革の端材を活用した商品企画を行っています。これらは、サーキュラーエコノミーの3原則の一つである「Eliminate waste and pollution(廃棄や汚染を取り除く)」に該当するといえるでしょう。
また、皮革は使いこむほどに経年変化を楽しめる素材であり、フリーサイズで年齢や性別を問わず使用できる点も、「商品を長く使う」という目的に合致したデザインといえます。
Circular Yokohamaでは今後も、サーキュラーエコノミーに関連するニュースを追っていきます。
取り扱い店舗情報
- yuhaku横浜本店(神奈川県横浜市西区平沼1-38-7)
- Ginza Gallery(東京都中央区銀座三丁目10番7号 銀座京屋ビル1階)
- yuhaku公式オンラインショップ
本件についてのお問い合わせ先
株式会社ユハク
Tel:045-624-9328
E-Mail:press@yuhaku.co.jp
【参照ページ】レザーブランドyuhakuのサステナブルな取り組み。革の端材がシルバーアクセサリーになりました。| PR TIMES
【参照ページ】株式会社ユハク