横浜市の高校にて「ファンケル神奈川SDGs講座」を開始
- On 2021年7月16日
株式会社ファンケルは、横浜市立東高等学校サステイナブル研究部において環境に関する長期講座を2021年7月14日に開始しました。本講座は、5月から開始している「ファンケル神奈川SDGs講座」の一環で、年内に計4回以上の開催を予定しています。講座のテーマは、「環境にやさしい素材である100%植物由来の プラスチック容器を採用した化粧品の容器デザインを共同で開発」としており、同社の社員が講師を務めています。さらに、開発を通じて環境問題を学びながら、生徒が自ら生活者へ環境に対する意識を高めるための情報配信まで考え、SDGsの推進も図っています。
ファンケル神奈川SDGs講座は、神奈川県の企業や団体と実行委員会を設立し、SDGsの推進と地域貢献活動を目的とした講座です。単発講座、長期講座、夏休みの課外講座と3種類あり、神奈川県内の高校生と小学生を対象に2022年3月末まで実施予定。講師には同社の社員ほか、県内企業や団体、大学教授などにも依頼を予定しています。同社と株式会社テレビ神奈川、YMBL(横浜メディアビジネス総合研究所)が参画して設立した「ファンケル神奈川SDGs講座実行委員会」が主催として実施され、横浜市政策局や神奈川県教育委員会などの協力も得ています。
また、今回長期講座を開催している横浜市立東高等学校サステイナブル研究部は、2018年に同校がユネスコスクールの指定を受け、さまざまな取り組みをしていく中で、その核となる生徒を育てることを目的に発足されました。現在8名の部員が活動し、「地球にちょっといいこと」をモットーに、計量と分析まで行う学校周辺のごみ拾いや、「古着deワクチン」、「ピンクシャツデー」、「バガスプロジェクト」への参加、さらには、さまざまなワークショップを通して勉強を行っています。
今後もこのような産官学が連携した取り組みに注目が集まります。
【参照サイト】「ファンケル神奈川SDGs講座」で長期講座を開始
【参照サイト】FANCL
【参照サイト】横浜市立東高等学校サステイナブル研究部
瀧田桃子
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