キリンとローソン、循環型社会の実現に向けてペットボトル容器回収の実証実験を横浜で開始
- On 2021年7月21日
キリンホールディングス株式会社(以下、キリンホールディングス)とキリンビバレッジ株式会社(以下、キリンビバレッジ)、および株式会社ローソン(以下、ローソン)は、使用済みペットボトル容器回収の実証実験をローソン横浜新子安店で2021年7月15日より開始しました。
この取り組みは、両社が目指す「プラスチックが循環し続ける社会」の実現に向け、ペットボトル再利用の循環促進を目的としたものです。キリングループが独自開発した「ペットボトル減容回収機」をローソンの店舖に設置し、来店する顧客に家庭で使用したペットボトル容器の回収を促します。回収したペットボトル5本につき「Pontaポイント」が1ポイント付与され、「ペットボトル減容回収機」設置の認知およびリサイクル促進につなげています。
また、店舗で収集したペットボトルは、キリンビバレッジの子会社である東京キリンビバレッジサービス株式会社の自動販売機オペレーションルートを使って収集することで運搬の効率化を図り、その後リサイクル工場へ搬入します。ペットボトルの回収拠点をローソンに設置することで顧客の利便性を向上させ、「ボトルtoボトル」の比率を引き上げていくとともに、容器回収ルートの効率化によるCO2などの環境負荷低減も目指します。
2021年内は横浜市内の数店舗で実証実験を行い、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法案」が施行される2022年内には、実証実験で得られた知見を活かし、取り組みを拡大していくことを目標としています。今後とも両社は「プラスチックが循環し続ける社会」の実現を目指し、メーカー・流通・顧客が一体となって社会の課題解決に取り組んでいくとしています。
【参照サイト】“プラスチックが循環し続ける社会”の実現に向けてキリングループとローソンが実証実験 自社インフラと独自開発の回収機を利用したペットボトル容器回収の取り組みを開始
瀧田桃子
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