「木の実のクラフト〜ハーブティーを楽しみながら、 自分だけのミニガーデンを作ろう〜」を開催しました【イベントレポート】
- On 2024年11月28日
Circular Yokohamaでは、活動拠点である「qlaytion gallery」を中心に、地域で活動する皆さんとともにさまざまなコラボレーションを実現しています。
2024年8月20日、”地元で園芸をツールに地域貢献”を目指す任意団体「グリーンボックス」代表の玉木ゆう子さんと、「木の実のクラフト〜ハーブティーを楽しみながら、 自分だけのミニガーデンを作ろう〜」を開催しました。
当日は、幅広い年代の方が集まりワークショップを行いました。
本記事では、当日の様子をレポートします。
「木の実のクラフト」イベント概要
本ワークショップは、フラワーアレンジメントや園芸を趣味とする植物に関心が高い方はもちろん、ものづくりやお庭づくりに挑戦してみたいという初心者まで、幅広い方々に楽しんでほしい、という想いから企画されました。
イベントの講師を務めたのは、ガーデンプランナーでもあり園芸療法士の資格も持つ玉木ゆう子さん。園芸を通して人々の生活を豊かで活気のあるものにすることを目的に活動をしています。ワークショップの中では、園芸療法についてもご紹介いただきました。
たくさんの植物素材から、オリジナルのミニガーデンを作る
例えば、花や草木が好きでも、ガーデニングや植物の栽培などを始めるのには少し労力がいるかもしれません。今回は、身近にある草花を簡単に室内でも楽しめるよう、ガーデニングのきっかけになるようなワークショップを実施しました。
まず、正方形に切った段ボールに包装紙を貼って土台を作ります。
次に、たくさんの木の実や枝、お花などの素材から、庭を作るパーツを選びます。
例えば木の実は、かわいらしい顔が描いてあるものを選ぶ人もいれば、自分で好きな表情を描く人もいます。自分がつくりたいミニガーデンに必要な素材を作りました。
パーツが決まったら、それを段ボールの土台に乗せて貼り付けていきます。「切り株風の枝はどこに置こうかな?」「木の実はどのように飾ろうかな?」など、庭の構成や雰囲気を考えながら各々自由に工作を進めていくことで個性が見えてくるのが今回のワークの楽しいポイントです。
「お庭を作るコツは、ガーデン上で巻き起こる“物語“をイメージしながら制作すること」と講師の玉木さんは話します。
作業中、参加者の皆さんはそれぞれワークに没入していました。始まってすぐにパーツを接着する人もいれば、悩みに悩み、なかなか作業の進まない人もいます。自分だけのミニガーデンをデザインする作業は、自由な発想を膨らませ、わくわくする作業です。玉木さんも、「悩まずに勢いで作った方が、案外うまくいきますよ」と笑顔でアドバイスしていました。
床部分の構成だけをとっても、苔を使用するのか、お花をちりばめるのか、はたまた木の枝を重ねるのか。バラエティー豊かな発想で作品が仕上がっていきます。
最後には、パーツを思い思いに配置して自分の満足するものができれば、完成です。
参加者の作品を集めてみると、個性溢れるにぎやかなミニガーデンが並びます。
他の人の作品をみて、自分では思いつかない発想に「こうもできるのね!」と驚いている参加者もいました。互いの作品を鑑賞していると、自然とコミュニケーションも生まれます。
自家製のハーブティで癒されるひととき
ミニガーデン作りを終えた後は、玉木さん自家製のハーブティを楽しみました。部屋中に広がるハーブの香りが、癒しの空間を作ります。
グリーンボックスさんは、普段からまちの花壇や公園の草木の管理も行っています。お茶を囲み参加者と他愛もない話をしていると、参加者から「いつも通っている道で花壇のお世話をしてくださっているのがグリーンボックスさんだったんですね!」と驚きの声が上がりました。ワークショップが、地域の活動と住民の繋がりを構築するきっかけになっています。
自然の植物らしい香りやハーブの味を感じ、お庭の穏やかな雰囲気を感じられるひとときを過ごすことができました。
開催後記
今回、普段から我々の開催するワークショップに参加してくださるの方からの紹介をきっかけに、Circular Yokohama事業部の拠点がある星川駅周辺で活動をされているグリーンボックスさんとの初のコラボワークショップを開催することができました。
様々な種類のハーブに囲まれながら、集中して手作業をすると、頭がすっきりするような感覚がありました。
普段、まちに植えられている草木を手で触れることはなかなかありませんが、今回のワークを通して、それらの種類の多さと口にできるハーブがたくさんあることを初めて知りました。都市に住んでいても、自然は意外と身近にあるのだなと実感します。さらに、この身近にある自然は、守っていれている人たちがいるから保たれているのだと改めて感謝の気持ちを持つことができました。
今回開催に携わっていただいたグリーンボックスの玉木さん、開催にご尽力いただきましたチームエスプラスの齋藤さん、ご参加いただきました皆さま誠にありがとうございました。
Circular Yokohama では、引き続き地域に根ざした循環を楽しむ企画を開催して参ります。
【関連記事】【8/20】「木の実のクラフト〜ハーブティーを楽しみながら、 自分だけのミニガーデンを作ろう〜」を開催します
【関連記事】ワークショップ「松ぼっくりを使って苔玉を手作りしてみよう!(盆栽カフェ)」を開催しました【イベントレポート】
【関連記事】ワークショップ「ロスフラワーと間伐材で壁掛けを作ろう!」を開催しました【イベントレポート】
【関連記事】ワークショップ「コーヒー粕で絵画を描こう!」を開催しました【イベントレポート】
ワークショップ「コーヒー粕で絵画を描こう!」を開催しました【イベントレポート】