
株式会社コナカのニュージーランド指定農場が「サステナブル・ウール」の認証を取得
- On 2021年8月11日
横浜市戸塚区に本社を置く株式会社コナカ(以下、コナカ)は、ニュージーランドの同社指定牧場が「サステナブル・ウール」の認証を取得したことを、2021年8月3日に発表しました。
コナカでは2012年から継続的に「KONAKA×NEW ZEALAND PROJECT(コナカ×ニュージーランドプロジェクト)」に取り組んでいます。同プロジェクトは、ニュージーランドの高品質なウールを使用した製品製造と通して、ひとりでも多くの人にニュージーランドを身近に感じてもらうことを目的に発足しました。
この度「サステナブル・ウール」の認証を取得したのは、同プロジェクトの原毛生産を担うニュージーランド南島の「カールズバーン・ステーション」です。地元セントラル・オタゴの知事より、認定証が授与されました。
同牧場を経営するトニー・クラーク氏は、牧羊と同時に養蜂も行うことでカーボンニュートラルを目指しています。具体的には、牧場の周囲にまで広く飛翔する蜂は、蜜を集める過程で地域一帯の植物の受粉を促進させるため、ひいてはそれが、羊の餌となる芝を再生させ、地元全体の緑化にも貢献するという仕組みです。
現在、カールズバーン・ステーションから生み出されるウールは、コナカが販売するウール製品の約20%に用いられており、スーツやコートの累計販売数は、45万着を超えました。コナカは、今後も様々な事業パートナーと協働することにより、気候変動に配慮し、環境負荷の少ない持続可能な衣類の研究・開発と生産に取り組むとしています。
【参照記事】KONAKA ニュージーランドのコナカ指定牧場が「サステナブル・ウール」の認証を取得!
【参照記事】ニュージーランドと、ビジネスの枠を超えた相互協力関係へ。KONAKA×NEW ZEALAND PROJECT を発足

室井梨那(Rina Muroi)

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