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SDGs・サーキュラーエコノミーplus特設コーナーも。横浜新市庁舎内に丸善ブック&カフェ「HAMARU」オープン【#おたがいハマ イベントレポート】

  • On 2020年8月25日

新型コロナに向き合う地域密着型たすけあいプラットフォーム#おたがいハマでは、横浜の市民や企業、大学、行政の連携を通じて地域を支える取り組みに力を入れています。

その活動の一つとして、#おたがいハマでは平日12時15分から30分間、YouTubeライブ、Facebookライブ、おたがいハマトークHPでトークライブの生配信を行っています。今回は、Circular Yokohama編集部の加藤佑も登場した8月18日の「#おたがいハマトーク vol.74 丸善ブックカフェ『HAMARU』」のイベントレポートをお届けします。

進行

▽ 川内美月(かわうち・みづき)さん
RCE横浜若者連盟・横浜市立大学4年

▽関口昌幸(せきぐち・まさゆき)さん
横浜市政策局共創推進室

▽蛭田晃生さん(ひるた・こうせい)さん
横浜市政策局共創推進室

ゲスト

▽中崎 悠人(なかざき・ひさと)さん
丸善ジュンク堂書店池袋店 副店長
HAMARU ラクシス フロント店 Twitter

▽加藤佑(かとう・ゆう)さん
ハーチ株式会社 代表取締役
1985年生まれ。大学卒業後、リクルートエージェントを経て、サステナビリティ専門メディア「Sustainable Japan」の立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月に Harch Inc. を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者。横浜市が運営するスタートアップ支援事業「YOXOアクセラレータ―プログラム」の第一期(2019年12月~2020年3月)に採択され「Circular Yokohama」を推進している。

 

オンラインイベントの様子

トークライブの様子。左上から時計回りに、中崎さん、蛭田さん、関口さん、加藤さん、川内さん

──2020年8月17日、横浜市役所内商業施設「ラクシス フロント」2階にブック&カフェ「HAMARU ラクシス フロント店」がオープンしました。「HAMARU」は、横浜創業の丸善が初めて手がけるブック&カフェで、食事やコーヒーを楽しみながら店内の本を楽しむことができる空間です。

川内さん「なぜ横浜新市庁舎にブック&カフェをオープンすることになったのでしょうか。」

中崎さん「丸善は1869年(明治2年)、現在の横浜新市庁舎がある場所から程近い弁天通りで創業しました。横浜生まれの書店ということで、創業当時から横浜という地には強い思い入れを持って運営してきました。そしてこの度、丸善として初めてのブック&カフェを横浜にオープンさせることとなりました。」

川内さん「『HAMARU(はまる)』という名前はどのようにしてつけられたのですか。」

中崎さん「『YOKOHAMA』の『MARUZEN』ということで、それぞれの文字を受け継いで『HAMARU』と名付けました。丸善の由来については、その起源を150年前に遡ります。丸善の創業者である早矢仕有的(はやし・ゆうてき)はもともと医者をしていました。それから横浜に『丸屋善八』という名の書店をオープンさせ、創業の翌年には東京・日本橋に移転しました。現在の『丸善』の名は、当時の『丸屋善八』からとったもので、昨年にはいよいよ150周年を迎えました。」

川内さん「その早矢仕有的さんが『ハヤシライス』の名付け親だという説もありますね。」

中崎さん「当時日本を訪れる外国人との親交があった早矢仕有的は、親しい友人に牛肉や野菜をごった煮にしたものを振る舞っていました。そこで、『早矢仕さんのライス』ということで『ハヤシライス』という名前が生まれたと言われています。HAMARUの店頭では、当時の味を再現した『早矢仕ライス』をカフェで提供しているほか、それをレトルトでも販売しています。レトルト版のパッケージは、本の形をしたオリジナルのデザインになっています。」

ハヤシライスのメニュー表

川内さん「ブック&カフェ『HAMARU』のコンセプトについて教えてください。」

中崎さん「丸善というブランドは『上質なものを取り揃える』というコンセプトのもと、本だけではなく文房具やブランド雑貨を取り扱っています。HAMARUでもそのコンセプトを受け継いで、カフェの中にライブラリーコーナーを併設しました。そして、そこに商品として置かれている本は、カフェエリアで自由に読んでいただくことができます。」

川内さん「ライブラリーコーナーの中にはいくつかのテーマが設定されていて、それに合わせた本が集められているそうです。どのようなテーマの方を扱っているのでしょうか。」

中崎さん「まずは、横浜関わる書籍を取り揃えています。そして、『HAMARU』という名前になぞらえ、趣味や料理、ボードゲームなど趣味に『ハマる』というテーマで娯楽に関する本も集めています。それから、HAMARUは横浜新市庁舎の中にありますので、横浜市が近年積極的に取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目標)に関する書籍のコーナーも用意しました。テーマごとに様々な本を揃えていますので、利用者の方々が何か新しい発見ができれば良いと考えています。」

川内さん「HAMARUでは、丸善のブランドらしく文房具も取り扱っていて、こちらも横浜の地域をテーマにしているそうです」

中崎さん「一般文具はもちろん、横浜デザインの手拭いや横浜らしいブルーを基調とした文房具を取り揃えています。カフェでコーヒーを飲みながら眺めるだけでも楽しい見た目の文具コーナーになっています。」

関口さん「HAMARUには本当にたくさんの本が置かれていますが、中でも一押しの本はありますか。」

本を紹介する中崎さん

中崎さん「私も読んでみてとても興味深かったのが内田裕子さんの『横浜イノベーション!』という本です。街のイノベーションは近年話題となっていますが、取り組むにあたってうまくいかない点も多々あります。そういった課題をどのようにして解決し、乗り越えていくのかというヒントが隠された本です。」

関口さん「そうですね。横浜の街にもイノベーションや改革が求められていますが、誰がどのようにして手を取り合って進めていくのか、考え続けていく必要があります。丸善として、今後横浜の街でどのような発信活動を行っていくのか、そのビジョンはありますか。」

中崎さん「丸善でも、SDGsの取り組みを前向きに行って、書店を利用する皆様に正しくSDGsについて知っていただきたいという思いで発信活動を行っています。HAMARUのほかにも、有明にある店舗でもSDGsコーナーを設けて、関連書籍をディスプレイしています。SDGsと一口に言っても様々な切り口があります。SDGsコーナーの本に触れることで、その人なりのSDGsについて考えるきっかけをつかんでいただきたいです。」

関口さん「横浜では各リビングラボの活動を中心として、SDGsの中でも特にサーキュラーエコノミーの取り組みに力を入れています。サーキュラーエコノミーの視点を取り入れた書店というのは世界的にみても新しい取り組みと言えるのではないでしょうか。」

加藤さん「書店にどのような本が並んでいるか。それによって地域の人々の個性や価値観、感性が見えてくると思います。SDGsやサーキュラーエコノミーという言葉を知らない人もまだまだいる中で、書店にそういった環境分野に特化した書籍が多く並ぶということは、本当に大きな意味のあることではないでしょうか。」

蛭田さん「横浜市役所内には、環境分野への活動を専門としている部署もあります。今回、HAMARUの店頭にSDGsやサーキュラーエコノミーに関する本が置かれるということで、それらの本をきっかけに、市民の皆さんにも環境分野に興味を持っていただき、そして私たち行政だけではなく、市民の皆さんと一緒になって取り組みを進めていくことができると期待しています。」

関口さん「加藤さんが編集長をつとめるウェブメディア『IDEAS FOR GOOD』では、これまでにもSDGsをはじめとする環境分野での良い取り組みをたくさん取り上げています。これから、どのようなことに挑戦していきたいですか。」

加藤さん「IDEAS FOR GOODでは過去にサーキュラーエコノミーについての特集を組んだこともあるくらい、環境分野には強い関心を持って取り組んでいます。HAMARUに並んでいる本の中には、私たちのメディアを共に創り上げている仲間が執筆した書籍も多くあります。今後は、そうした著者の方を招いてのトークイベントや、市民の皆さんと共にサーキュラーエコノミーについて気軽に議論できるような場が作れるとよいなと思いました。」

関口さん「横浜の景色の見える場所で、環境分野の本たちに囲まれて議論ができるのは、とても贅沢な環境ですね。横浜で取り組みを続ける人々みんなで手を取り合って、様々な企画にチャレンジしていきたいですね。」

加藤さん「私自身も横浜出身ですので、横浜で活動できることを楽しみにしています。我々の運営するメディアCircular Yokohamaでは、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボと連携協定を締結しました。これから、三者協働で横浜のサーキュラーエコノミーを加速させていこうと考えています。その中で、横浜の地域の人々が活動に興味を持って、そして気軽に参加できるための拠点として、HAMARUがとても重要な役割を担っていくのではないかと思います。」

関口さん「丸善としてHAMARUでやってみたいイベントや企画はありますか」

中崎さん「例えば、読書会と称して一つの本にトピックを絞って、参加者でHAMARUに集ってコーヒーを飲みながら感想を話し合うようなイベントが提供できればと考えています。」

川内さん「私自身もSDGsについて勉強をしていますが、どの本を読んだら良いのか迷ってしまうことも多々あります。HAMARUのように、テーマごとに本が集まっているというのはとても便利ですね。さらに、HAMARUが併設されているのは市役所です。HAMARUで生まれたアイデアを実現させる場所が最も近くにあるということからも、今後への期待が高まります。」

HAMARU 入り口の様子

ブック&カフェ HAMARU

編集後記

近頃は、街中でも本屋とカフェが融合した複合型施設を見かける機会が増えました。コロナ禍で、地域社会のあり方が見直されるいま、行政と市民がより近い距離で共に街づくりに取り組むことができる環境が求められているのではないでしょうか。
その先駆けとして、横浜に誕生したブック&カフェ「HAMARU」の今後に注目です。

【YouTube動画】8/18 #おたがいハマトーク vol.74 丸善ブックカフェ「HAMARU」

【関連サイト】LOCAL GOOD YOKOHAMA
【関連サイト】一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
【関連サイト】IDEAS FOR GOOD
【関連記事】2020年8月17日、ブック&カフェ「HAMARU ラクシス フロント店」がオープンしました

  • Circular Yokohama, HAMARU, MARUZEN, SDGs, YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス, YOXO, YOXOアクセラレータープログラム, アップサイクル, おたがいハマ, カフェ, サーキュラーエコノミー, サーキュラーヨコハマ, サステナブル, 書籍, 本, 横浜, 横浜市役所, 読書
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室井梨那(Rina Muroi)

横浜出身。幼い頃から自然食やエコな暮らしに興味を持ち、学生時代には日本の伝統食を学ぶ。その後アメリカで1年間を過ごし、帰国後は日本のサステナビリティを国内外に向けて発信している。

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