デニーズ、食品リサイクルループを構築。コーヒー豆かすをホワイトソースへ
- On 2021年9月15日
株式会社セブン&アイ・フードシステムズが運営するデニーズは、店舗から排出されるコーヒー豆かすを使用した食品リサイクルループを構築したとを発表しました。
この取り組みでは、はじめに横浜市内のデニーズ店舗で排出されたコーヒー豆かすを、同市内の三友プラントサービス株式会社の工場で飼料化します。
次に、その飼料を農林中央金庫の仲介のもと、静岡県の牧場、株式会社リオグランデで牛の給餌として活用します。そして、そこで育つ牛からとれる生乳を株式会社ヤマザキでホワイトソースとして加工し、デニーズの新メニュー「かぼちゃとさつまいものドリア」に使用します。
同メニューは2021年9月7日よりデニーズにて販売されています。
現在本取り組みは、農林水産省の食品再生利用事業計画(食品リサイクルループ)への申請が予定されており、認定を受けると、ファミリーレストラン初のコーヒー豆かすに特化した食品リサイクルループが実現します。
デニーズは、この取り組みをさらに拡大し、フードビジネスを通じた環境課題解決への貢献を図る方針です。
【参照記事】
ファミリーレストラン初! デニーズ、新たな食品リサイクルループを構築 コーヒー豆かすが新メニューのドリアに
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室井梨那(Rina Muroi)
横浜出身。幼い頃から自然食やエコな暮らしに興味を持ち、学生時代には日本の伝統食を学ぶ。その後アメリカで1年間を過ごし、帰国後は日本のサステナビリティを国内外に向けて発信している。