ヨコハマSDGsデザインセンターの新拠点がみなとみらいにオープン
- On 2021年12月20日
横浜市、株式会社エックス都市研究所、合同会社サスティナブル・デザイン都市戦略研究所、凸版印刷株式会社および株式会社日本総合研究所の5者が協働で運営する「ヨコハマSDGsデザインセンター」は、2021年12月、拠点を中区尾上町からみなとみらい「横濱ゲートタワー」へ移転しました。
2021年12月17日には開所式が開催され、山中竹春市長、信時正人センター長らが出席。新拠点において様々な人が集まって課題を解決し、イノベーションを創出する場所としての期待や、様々なステークホルダーとパートナーシップを組み、先進的な取り組みをさらに進化させて未来を切り開く持続可能な取り組みに発展させていきたいと声を揃えて意気込みを語りました。
ヨコハマSDGsデザインセンターとは
2018年にSDGs未来都市として選定された横浜市は、市民や事業者との連携によってSDGs達成に向けた多種多様な取り組みを推進しています。その一環として、SDGsに取り組む中間支援組織という位置づけで民間事業者と共に「ヨコハマSDGsデザインセンター」(以下、デザインセンター)を2018年より運営しています。
この度新しく開設された拠点では、デザインセンターが多様な企業や団体と連携して取り組んでいるプロジェクトについてパネルや動画を用いて紹介し、多くの人がSDGsを学び、感じ、取り組むきっかけを提供すると同時に、SDGsに関するイベント等の開催を通じて、SDGsに取り組む国内外の組織との更なる連携強化を目指しています。
デザインセンターの新拠点における取り組み
- 相談窓口・コンサルティング
デザインセンター会員(登録無料)からの相談を受け付け、取り組みの支援を行う。多様な主体のマッチングを行うとともにセンター自身も主体として参加し、イノベーションの創出を図る。 - SDGsに関する学習活動の支援
SDGsの取り組みを行おうとしている学校関係者の相談を受け付けるとともに、学校と事業者のマッチングを行う。また、市内外の学校からの視察・講演依頼等に対応することにより、SDGs達成のための次世代育成も取り組む。 - イベント開催等による情報発信
デザインセンター会員と連携し、SDGsに関する各種イベントを開催。オンラインツールの活用により、国内外へ横浜市内のSDGsの取り組みを発信するとともに、広域的な連携の強化。 - SDGsの取り組み展示
デザインセンターが多様な組織・団体と連携して取り組んでいるプロジェクトについて動画等で紹介し、来訪者がSDGsを身近に感じ、取り組むためのきっかけを提供。
今回の新拠点移転の取り組みは、「横濱ゲートタワープロジェクト」を推進する鹿島建設株式会社、住友生命保険相互会社および三井住友海上火災保険株式会社の3社と横浜市が、2021年7月14日に締結した連携協定書に基づいて行われています。
デザインセンターでは市内でSDGsに取り組む事業者を後押しすべく、Y-SDGs認証制度やY-SDGs金融タスクフォースをはじめとする様々な支援も実施しています。ご興味のある方はぜひ下記ホームページをご確認ください。
【関連サイト】ヨコハマSDGsデザインセンター(ホームページ)
【関連記事】脱炭素社会実現やSDGs達成を目指し「Y-SDGs金融タスクフォース」を設立
【関連記事】Circular Yokohama、“Y-SDGs” 認証を取得しました
【参照記事】ヨコハマSDGsデザインセンター新拠点 みなとみらい「横濱ゲートタワー」に12/17(金)オープン!
瀧田桃子
最新記事 by 瀧田桃子 (全て見る)
- SANYOCOATとLIVRER YOKOHAMAが『100年コート』専用のクリーニングメニューを共同開発 - 2022年5月30日
- ヨコハマSDGsデザインセンターの新拠点がみなとみらいにオープン - 2021年12月20日
- アクポニ、循環型農法「アクアポニックス」を都市でも導入できる『アクポニハウス』の提供を開始 - 2021年11月11日