
高島屋、ステークホルダーとともに取り組むサステナブル活動「TSUNAGU ACTION」のYouTubeチャンネルを開設
- On 2025年10月23日
株式会社高島屋(以下、高島屋)では、「この地球を、次の世代へつなぐために私たちができること」 を考えながら、ステークホルダーとともに取り組むサステナブル活動「TSUNAGU ACTION」 (ツナグアクション)を推進しています。同社は2025年10月、ステークホルダーに向けてTSUNAGU ACTIONの活動を動画形式でより分かりやすく紹介することを目的とし、YouTubeチャンネルを開設したことを発表しました。
「TSUNAGU ACTION」とは
高島屋の「TSUNAGU ACTION」では、美しい環境と豊かな資源を守ること、伝統や文化を引き継ぎ発展させること、すべての人に寄り添うことなど、日々の暮らしにおいてより良い社会や未来に貢献できる消費・生産活動を通じ、サステナブルなライフスタイルの浸透・定着を目指しています。
本プロジェクトでは、地球環境や地域社会など、すべての人にとってより良い未来を次世代へつないでいくために、3つのテーマ「PLANET・SOCIAL・PEOPLE」を設定。これらのテーマに基づき、「使い捨てない、大切に長く使う」「環境に配慮した製品を積極的に選ぶ」「廃棄しない、循環させる」「地域の伝統・技術を守る」「人々の思いや暮らしを守る」など、一人ひとりができる具体的なアクションを提案しています。
TSUNAGU ACTIONチャンネル(YouTube)
TSUNAGU ACTION ホームページ
横浜における「TSUNAGU ACTION」の取り組み
高島屋では2025年10月28日までの期間を「TSUNAGU ACTION WEEKS」とし、公式サイトでは各店舗で行われているイベントや、来場客が参加できる不用品の回収キャンペーンなどを紹介しています。
横浜高島屋におけるTSUNAGU ACTIONについてはこちら
また、この度開設されたYouTubeチャンネルでは「高島屋 横浜店 ツナグレポート vol.1」として、高島屋横浜店の若手社員2人が横浜のクラフトビール醸造所「横浜ビール」を取材。伝統の醸造の技や地域とのつながり、生産者の方との取り組みについてレポートしています。
その他、チャンネルでは循環型社会を目指す高島屋の取り組み「Depart de Loop(デパート デ ループ)」として、コスメやデニム、羽毛ふとんなど、さまざまな素材の循環を目指す再生プロジェクトを動画で紹介。回収した素材が新たな商品として生まれ変わる様子を映像でわかりやすく説明しています。
近年の環境意識の高まりを受け、商業施設では衣類や不用品の回収キャンペーンが行われる機会が増えています。その中でも、高島屋のように「回収された素材がどのように生まれ変わるのか、その姿やプロセスを見せる」という取り組みは、回収に協力する消費者のモチベーションを高め、共感を生み出す点でも意義があるといえるでしょう。
横浜高島屋ではこのほかにも、廃棄予定の食材を活用したクラフトビールづくりのプロジェクトをはじめ、地域のステークホルダーと協働したアップサイクルの取り組みを進めています。これらの活動を動画形式で紹介することで、若年層や国内外の人々にも広く発信され、横浜発の循環型プロジェクトがさらに広がっていくことが期待されます。
Circular Yokohamaでは今後も、横浜におけるサーキュラーエコノミーに関する活動やニュースを追ってまいります。
【プレスリリース】【高島屋】高島屋グループのサステナブル活動を紹介する「TSUNAGU ACTION」チャンネル開設!
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金田 悠

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