「YOXO アクセラレータープログラム 2021」12者を採択へ
- On 2021年8月31日
横浜市が行う、同市のスタートアップ創出プログラム「YOXOアクセラレータープログラム 2021」にて、12者が採択されました。今後は横浜市のデジタル統括本部や温暖化対策統括本部・ヨコハマSDGsデザインセンターなどと連携し、約7か月間の支援をスタートするとしています。
YOXOアクセラレータープログラムは、ベンチャー企業などを対象とした成長支援プログラムで、2019年から開始されました。2021年は、with/after コロナに向けた社会課題に対し、DX(デジタルトランスフォーメーション)やカーボンニュートラル、エネルギー、AI、IoT、フードテックなどの分野で挑戦し、新時代を切り開くスタートアップ企業などを募集しました。
今回採択された企業の中には、再生可能エネルギーだけで電力供給を行うマイクログリッドの制御システムもを開発する企業や、マイボトル飲料専用事前決済プラットフォームを開発・運営する企業などが含まれており、今後の横浜市の脱炭素化やサーキュラーエコノミーの推進に大きく貢献することが期待されます。
採択企業一覧(50音順)
1.atocos 株式会社
スマホアプリに特化した CXM(ユーザーの体験の調査・改善プラットフォーム)「atocos CXM for App」の展開。顧客情報を推計し、ロイヤリティ向上施策の経済性を可視化。
2.株式会社 Aventino
女性の薄毛のセルフケアを⽀援するオンラインサービス「Broccoli」の展開。定期的な質問回答や髪全体の画像撮影などにより、個別提案(外用剤・栄養補助など)を受ける。
3.株式会社エナ・ストーン
IoT・AI 技術でエネルギー使⽤を効率化する EMS(エネルギーマネジメントシステム)の提供。併せて、脱炭素推進に向けて、再⽣可能エネルギーだけで電⼒供給を⾏うマイクログリッドの制御システムも開発。
4.株式会社 StockBase
廃棄を削減し、循環型社会を実現する物品有効活⽤のマッチングサービス「StockBase」の展開。活⽤可能な物品(特に災害備蓄⾷)を抱える企業と寄付先の最適なマッチングを実現。
5.株式会社 Smart Craft
製造業向け・生産現場におけるデータ⼀元管理SaaS「Smart Craft」の開発・提供。生産日報のデジタル化や⽣産実績のデータ分析を自動化し、生産現場のDX 推進に寄与 。
6.Social Healthcare Design 株式会社
従業員のWell-being(幸福)を⾒える化し、動機付けを⾃動化するためのシステムを構築・展開。独自のセミナー、アプリ、サポートツールを⽤いて従業員のパフォーマンス向上をサポート。
7.タクトピクセル株式会社
目視確認作業を効率化するクラウドサービス型オンライン校正検版ツール「proofrog」の展開。デザイン・文書の校正作業をデジタル化し、目視確認作業の効率化を実現。
8.Peaceful Morning 株式会社
「すべての社員にITの専⾨知識を」をテーマに、RPA開発者を支援する「Robo Runner」の展開。チャットサポートやメンタリング等で、RPA開発者を育成したい企業を支援。
9.ボトルト株式会社
ドリンクの「中⾝だけ」を「買いたいユーザー」と「売りたい飲⾷店」をマッチングする、マイボトル飲料専用事前決済プラットフォーム「BOTLTO」の展開。
10.株式会社 MeSHLIFE
アパレル業界のサプライチェーンにおけるトレーサビリティを可視化する「chain」の開発。ブロックチェーン技術で、製品の製造経路を辿り、工場での様々な課題解決やサステナブル社会の実現を目指す。
11.株式会社リサ・サーナ
女性のがん患者向け生活支援WEBサービス。⼥性がんサバイバー向けコミュニティ型 SNS「PeerRing」、患者・家族のためのレシピサイト「kama+aid」を運営。
12.LOOVIC 株式会社
スマートシティでの「迷う・探す」を無くすマイクロモビリティサービス「LOOVIC」の展開。地図アプリと連動させたウェアラブルデバイスが、目的地まで⼿を引くように誘導。
さらに詳しい情報は、こちらをご覧ください。
【参照サイト】YOXO アクセラレータープログラム2021 12者を採択
【参照サイト】YOXO アクセラレータープログラム 2021(公式)
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