相鉄本社ビル、再生可能エネルギー「アクアdeパワーかながわ」の導入を開始
- On 2021年9月1日
相鉄グループの株式会社相鉄ビルマネジメント(横浜市西区)はこのたび、同社が管理・運営する相鉄本社ビルおよび相鉄南幸第2ビル(相鉄ムービル)で使用する電気を、神奈川県内の水力発電所で発電した再生可能エネルギー「アクアdeパワーかながわ」に切り替えたと発表しました。神奈川県では4例目の導入事業者として、2021年8月24日に神奈川県企業庁より認証書を授与されました。
「アクアdeパワーかながわ」は、神奈川県と神奈川県企業庁、そして東京電力エナジーパートナー株式会社の3者が、2020年4月から開始した取り組みです。県内11カ所の県営水力発電所で発電した再生可能エネルギーの地産地消と、県内企業の二酸化炭素排出量の削減を図り、県の環境施策を推進することを目的としています。
今回、相鉄グループは「アクアdeパワーかながわ」の導入によりそれらの目的達成に寄与するとともに、電気料金の支払いを通じ、神奈川県における環境施策にも貢献します。実際に、両ビルで使用する電気の二酸化炭素排出量ゼロを実現することで、年間約1,241トン※1(杉の木約88,600本相当※2)の二酸化炭素排出削減が見込まれています。
気候変動が社会課題として大きく注目されるなか、相鉄グループでは、政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラルの実現など、環境問題への対応を企業の社会的責任として認識しているといいます。今回の「アクアdeパワーかながわ」の導入をはじめ、これからも事業活動を通じてSDGsの達成と地域社会の発展と持続可能な社会の実現に貢献していく意向を示しています。
※1 2019年度の年間電気使用量に基づき算出された量
※2 杉の木1本の二酸化炭素吸収力は年間14キロ(出典:林野庁)
【参照サイト】相鉄本社ビルなどで使用する電気の二酸化炭素排出量ゼロを実現【相鉄グループ】
【参照サイト】相鉄グループ
瀧田桃子
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