Circular Yokohama、横浜国立大学のHult Prizeスポンサーとして参画
- On 2022年3月30日
Circular Yokohamaは、横浜国立大学で実施した2022年度のHult Prize(ハルトプライズ)にスポンサー企業として参画しました。
Hult Prizeとは「学生版ノーベル賞」とも呼ばれる、世界最大規模の学生ビジネスコンテスト。世界121か国から100万人を超える学生が参加し、社会課題を解決するビジネスモデルのアイデアを競います。アメリカのHult International Business Schoolが2009年に国連と提携主催を始め、SDGsへの取り組み促進や学生のアントレプレナーシップ(起業家精神)の育成を目的として毎年開催しています。
コンテストは、各大学の学内チーム同士が競う「OnCampus Program(大学キャンパス大会)」から始まり、キャンパス大会で選出されたチームは各大学の代表チームが集まる「Regional Summits(国内大会)」へ進出。そこで選び抜かれた国内の代表チームは、6月からの約8週間の集中ビジネスコースを履修する「グローバルアクセラレータープログラム」に参加する資格を得ることができます。そして最終的には、9月に開催される各国代表で競う「グローバルファイナル(世界大会)」で優勝を目指します。
今回、Circular Yokohamaは同ハーチ株式会社のメディアZenbirdと共にキャンパス大会前にSNSのインスタグラムのライブ配信を実施。Hult Prizeのライブ配信にCircular Yokohama編集部の室井とZenbird編集長ロジャーがライブ配信に出演し、お互いの活動紹介を通じて、インクルーシブ(包括的)な社会の実現を目指したいという想いが共鳴しました。
横浜国立大学でのキャンパス大会は、2022年3月12日にオンラインで行われ、4チームがエントリーしました。今年は、新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人々が増加したことを背景に、2024年までに2000人以上の雇用を生み出すとともに社会に良いインパクトを与えるビジネスアイデアの創出がテーマ。当日はCircular Yokohama編集長の瀧田が4名の審査員とともに審査を務め、横浜国立大学の大会における優勝チームを選出しました。
当日はそれぞれ4チームから、後継者不足の企業と若者をマッチングするアプリケーション、リタイア後の人材に必要な時に子供を預けるマッチングサービス、農村のスマートシティ化、そして障がいのある方を雇用するウェルビーイングカフェというアイデアが発表されました。審査の結果、ウェルビーイングカフェのアイデアを発表したチームが本大会で優勝しました。イベント後は各審査員からフィードバックや次回に向けたアドバイスを受け、さらにアイデアをブラッシュアップし、次のリージョナル大会に挑みます。
Hult Prizeは毎年開催されており、主催者は来年以降もより多くの日本国内の大学とその学生の参加を期待しています。
【参照サイト】Hult Prize横浜国立大学ページ
【参照サイト】Hult Prize 2022