ワークショップ「めぐる星天読書カフェ・朗読会」を開催しました【イベントレポート】
- On 2023年11月22日
2023年10月10日と10月21日では、めぐる星天「読書カフェ」朗読会を相鉄線・星川駅直結のqlaytion galleryにて開催しました。
本記事では、ワークショップ当日の様子をレポートします。
※本イベントは、循環型の暮らしの普及を目指すサーキュラーエコノミー推進月間「Circular October」の特別企画のひとつです。
心に残る一節を朗読してみよう
イベントのテーマは「朗読会」。お手元にある本の中で、お気に入りの一節や心に残っている一文など、自分にとって大切な本の物語を朗読を通して教え合うイベントです。
参加者にはそれぞれバラエティ豊かな本をご持参いただきました。
イベントは、自己紹介から始まり、本の紹介とお気に入りの一文を朗読するシンプルなもの。
本の一部を読んでもらうことで、聴く側は作者の想いを想像したり、朗読者のお気に入りポイントを探したり、普段とは違う方法で本を楽しむことができます。
本を通して出会う言葉の数々
1日目の開催である10月10日は、日本語を勉強している参加者が「日本昔話」を朗読しました。
「中国では王族が主人公のお話が多く、日本の昔話は庶民が主人公の場合が多い。昔話を読むことで、国ごとの文化や考え方の根本を知ることができる」と本を通して学んだことをお話されていました。
わからない単語は互いに教え合い、理解しながら物語を朗読します。
本の交流が、国際文化交流へと繋がりました。
10月21日の2日目は、それぞれ自分の人生の“原点”にあたる本を持ち寄る会になりました。
アート教育に取り組む参加者のバイブルのような本、サーキュラーエコノミーの実践に取り組むきっかけになった本、青春の全てが詰め込まれた歌集。
1時間では語りきれない「人生の話」をするにまで至りました。
最後は、参加者1人1人で歌集を開き、ぱっと開いた歌詞を朗読し、各々感じたことを話しました。リアルイベントだからこそ、お互いの温度感を感じながら価値観を語り合う時間を過ごすことができました。
編集後記
本イベントの中で、「心を置き去りにしていないか」という一節が登場しました。
例えば、目的を持って始めたことも、仕事や家庭のやるべきことに追われてしまい、本来の目標を見失ってしまうことがあります。そんな時は、一度立ち止まり深呼吸をして、自分の心を置き去りにしていないか思い出すことが必要なのかもしれないと気がつきました。
人との出会いも、本との出会いも、一期一会。
本を通じて、素敵なめぐり合わせを感じる機会になりました。
本イベントにご参加くださいました皆さま、また開催にご協力くださいました皆さま、誠にありがとうございました。
Circular Yokohamaでは、今後も楽しみながらサーキュラーエコノミーを体験できるイベントを企画・開催して参ります。
【関連記事】【10/3〜】サーキュラーエコノミーをあそぶように体験しよう!「Circular October 2023」を開催します
【関連記事】【10/10 & 10/21】読書カフェ「朗読会」を開催します
Momoka Maruyama
最新記事 by Momoka Maruyama (全て見る)
- 横浜市資源循環推進プラットフォーム始動、動静脈連携で描く循環型社会の未来 - 2024年12月26日
- 「木の実のクラフト〜ハーブティーを楽しみながら、 自分だけのミニガーデンを作ろう〜」を開催しました【イベントレポート】 - 2024年11月28日
- TBS系SDGsキャンペーン連動プロジェクト「地球を笑顔にする広場2024春」にて、循環をテーマにワークショップを行いました【イベントレポート】 - 2024年8月14日