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サステナブルな企業運営とは何か。循環型ビジネスを考えるアイデアソン【体験レポート】

  • On 2021年6月4日

2021年3月6日(土)、株式会社 Innovation Design(以下、Innovation Design)が運営する横浜・桜木町のサステナブルカフェ「haishop cafe」を会場に、横浜で循環型のビジネスやサービスを生み出していくうえでの課題を解決するためのアイデアソンを開催しました。

テーマは「サーキュラーエコノミーとスタートアップ」。当日は、Innovation Designの表秀明さんと和田奈央さんと共に、同社が運営するおみやげ店「haishop(ハイショップ)」が抱える課題を共有していただき、サーキュラーエコノミーの視点を踏まえながら解決策を考えるアイデアソンを実施しました。

※本イベントは、Circular Yokohamaが、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボと共同で企画運営するCircular Economy Plus School(サーキュラーエコノミープラススクール)のプログラムです。

課題解決型アイデアソン

今回のアイデアソンは3名ずつのグループに分かれ、以下の4つのステップで行いました。

  1. haishopの課題の原因を整理する
  2. ヒト/モノ/場所/空間の魅力を洗い出す
  3. アイデアを出す
  4. アイデアをブラッシュアップ・まとめる

①haishopの課題の原因を整理する

まず初めに、表さんと和田さんから、今回のアイデアソンの議題となる「haishop」のこれまでの取り組みと、環境や社会に優しい事業運営を実現するうえで課題に感じていることを共有していただきました。

haishop店内

haishop店内

haishopでは「おみやげ」を通した社会的課題の解決を目指しており、店頭に並ぶお土産の多くが「社会課題解決に繋がるメッセージが込められているもの」と「日本で作られたもの」。そんな丁寧な製品選びを行っているhaishopは、どのような課題に直面しているのでしょうか。

表さんと和田さんは、「100%プラスチックフリーの運営をしたいが、製品の梱包資材からプラスチックが発生してしまう」、「新型コロナウイルスの影響で店頭に足を運ぶお客様が減っており、我々の取り組みや想いお客様に直接伝えることが難しい」、「オンライン販売ではお客様とのコミュニケーションや商品の魅力を伝えるというhaishopの良さが活かせないのではと心配」など、複数の課題を抱えているといいます。

表さん(左)と和田さん(右)

②ヒト/モノ/場所/空間の魅力を洗い出す

サーキュラーエコノミーを実現するうえで、すでに存在する資産を有効活用するという視点は重要なポイントの一つです。それは、限りある資源を採掘して新しいモノを生産し続けるよりも、すでに社会に存在する資源に新たな役割や価値を付け足すことで、その資産の価値を最大限に引き出しながらより環境負荷の低い生産活動が可能だからです。

そこで、まずは3つのグループに分かれ、haishopが持つ魅力や資産をポストイットに書き出します。

3人組で3つのグループを作り、それぞれが机に向かって話し合いをする様子

グループワークの様子

haishopの周りにある資産として、参加者からは次のような例があがりました。

  • 店舗が入っているアパホテル
  • 最寄り駅の桜木町駅
  • 商品を仕入れている生産者さんとのつながり

他にも、haishopに関わるヒト(スキルやナレッジ)・モノ(施設・設備・商品)・場所/空間(haishopやカフェやウェブ)・情報など、有形無形に囚われずありとあらゆる資産が存在することがわかりました。

③アイデアを出す

資産の例を出しきった後、それらを掛け合わせて新たなアイデアを生み出します。このステップで重要なことは、思いついたアイデアはどんどんチームにアウトプットすること。アイデアソンでは、お互いのアイデアを受け入れながら、それを膨らませたりアレンジしたりと、とにかくあらゆる方向へ考えを巡らせてみることが大切なのです。

④アイデアをブラッシュアップ・まとめる

アイデアを出し切った後は、アイデアを収束させていきます。

出されたアイデアをまとめるために、今回は、サステナブルな企業経営に欠かせない視点であるの基準を使ってアイデアをブラッシュアップさせます。

トリプルボトムラインとは、組織の活動パフォーマンスを、経済的側面・環境的側面・社会的側面の3つの軸で評価すること。ここでは、各チームが考えたアイデアがそれら3つの側面に配慮されているかどうかを精査します。

環境、社会、そして経済的な側面を見て、3つのバランスを上手にとることがポイントです。足りない視点がある場合は補完する要素を付け足していきます。

プレゼンテーション

最後に、各グループのアイデアを模造紙にまとめ、Innovation Designの皆さんに向けて発表を行いました。

参加者のプレゼンテーションでは、次のようなアイデアが出ました。

「CO2を排出しない行動をとることでポイントがたまる仕組みを、haishopのECショップと連動させて作る。」

「消費者が自らデザインしてSNSに共有したくなるよう余白のあるパッケージを作る。」

「旅を想起させるストーリーボードを作り、旅気分が味わえるサブスクリプションサービスで商品を届ける。」

参加者の皆さんと集合写真

そして、3つのグループそれぞれのアイデアを聞いた表さんと和田さんから、「店舗運営の外から、かつサステナブルな視点からアドバイスをもらう機会は大変貴重です」「今後のhaishopの運営に今日のアイデアを取り入れていきたいと思いますので、ぜひhaishopを見守り続けてください」との感想をいただき、本イベントは幕を閉じました。

編集後記

サステナブルなビジネス展開はどのように実現できるのか。そこに、100%の正解はありません。大切なことは、あらゆるステークホルダーと協働し、関わる人すべてに恩恵がある取り組みを模索し続けること。そしてその先に、持続可能な経営があるではないでしょうか。

haishopではおみやげの販売のみならず、併設のカフェにて野菜マーケットやソーシャル映画祭を開催するなど、様々な取り組みにチャレンジしています。今回のアイデアソンを経て、haishopの課題がまた一つ解決に向かって動き出していることを願います。

今後もInnovation Designの取り組みからは目が離せません。

【参照サイト】haishop公式
【参照記事】トリプルボトムライン
【関連記事】Circular Economy Plus School Vol.9 サーキュラーエコノミーとスタートアップ~横浜発の循環型イノベーションをどう起こす?~【イベントレポート】
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  • Circular Yokohama, EC, SDGs, YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス, アイデアソン, アジア, アップサイクル, ウェルビーイング, オープンイノベーション, おみやげ, コミュニケーション, コミュニティ, サーキュラーエコノミー, サーキュラーヨコハマ, サステナビリティ, サステナブル, サステナブルデベロップメント, ソーシャルグッド, トリプルボトムライン, パートナーシップ, プラスチック, まちづくり, リサイクル, ローカル・フォー・ローカル, 公民連携, 地域活性化, 地産地消, 店舗, 廃棄物削減, 循環型社会, 循環型経済, 持続可能性, 横浜市, 社会課題, 社会課題解決
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