相鉄線・天王町駅前にて開催された「星天フェア2022 PLAY!! HOSHITEN!!」に参画しました
- On 2022年11月8日
2022年10月9日(日)、相鉄線・天王町の駅前公園にて、星川〜天王町エリアのいまとこれからを体験するイベント「星天フェア2022 PLAY!! HOSHITEN!!」が行われました。
当日はパン屋さんやお菓子屋さん、農家さんや学生さんなど、地域の多様な人々がブースを構え、製品の販売やワークショップを開催しました。
Circular Yokohamaは、「サーキュラーデザイン」をテーマにした商品の展示販売や、アップサイクルをテーマにしたワークショップを行い、たくさんの地域住民の方々に楽しんでいただきました。
本記事では、イベント当日の様子をお届けします。
サーキュラーデザインをテーマにした「横浜サーキュラーデザイン展」
「横浜サーキュラーデザイン展」では、Circular Yokohamaがこれまで横浜市内で取材してきた循環型の活動や、サーキュラーエコノミーを楽しく身近に感じられる製品の展示・販売を行いました。
当日はCircular Yokohamaのメンバーが店頭に立ち、お客さんに商品の良さだけではなくその社会的価値までを直接お伝えすることができました。多くの方々に関心を持っていただきましたこと、感謝申し上げます。
今回は、展示品やその什器にCircular Yokohamaメンバーの私物やオフィスの備品を活用し、新たな製品の購入を控えました。例えば、オフィスで出る牛乳パックや自宅で廃棄予定の段ボールを使用して展示台を製作することで、ごみをなるべく出さない「循環型」の運営を目指しました。
循環型農業「アクアポニックス」の家庭用キット
株式会社アクポニ(以下、アクポニ)さまにご協力いただき、家庭用アクアポニックスの新商品2点の展示と予約販売も行いました。
横浜市中区に本社を置くアクポニは、水耕栽培と養殖を掛け合わせ、魚・微生物・植物の三者が生態系をつくる循環型農業「アクアポニックス」の普及に努めています。既存の農業・養殖業の生産・流通・資源循環のあり方を変えることを目指し、資源の最小化、地産地消の推進、地域コミュニティの活性化に貢献する企業です。
イベントでは、子どもから大人まで、多くの方がアクアポニックスに興味を持ってくださいました。水が流れる音や魚の泳ぐ様子は見ているだけでも癒しになり、その様子に見入ってしまいなかなかその場を離れずにいる子どももいました。
アクポニのみなさま、イベント開催へのご協力を誠にありがとうございました。
ペットボトルの蓋が変身!アップサイクルワークショップ
さらに、株式会社湘南貿易(以下、湘南貿易)さまにもご協力いただき、アップサイクルをテーマにしたワークショップを行いました。
湘南貿易は、インフレーション(フィルム)装置やプラスチック再生機械の輸入・販売を行う会社です。リサイクルに対する正しい知識を広げ、人々の環境意識を高める「湘南エコプロジェクト」の活動を展開しています。
今回のイベントでは、プラスチックを粉砕する「自転車型粉砕機」と、チップ状になったプラスチックを溶かすことができる「マニュアルインジェクション装置」を使って、ペットボトルのキャップから飛行機型のオリジナルネームタグを作る子ども向けのワークショップを開催してくださいました。
このワークショップの狙いは、プラスチックリサイクルの全工程を自分の目で見て、さらに体を使って体験すること。そして、リサイクルやアップサイクルを身近に感じ、少しでも関心を持ってもらうことです。ワークショップは小さな子どもたちを中心に、終始大盛況でした。
湘南貿易のみなさま、この度はご協力をいただき誠にありがとうございました。
おわりに
Circular Yokohamaにとって、サーキュラーエコノミーについて街中で直接発信をする機会は今回が初めてでした。非常に学びの多い時間となりました。イベントを主催してくださったYADOKARI株式会社さま、ありがとうございました。
Circular Yokohamaでは、今後も循環型経済の価値や魅力を伝えるため、横浜の地域に密着した多様な活動を行っていく予定です。横浜市内でサーキュラーエコノミーに関わる活動を展開している方は、いつでもご連絡ください。
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