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空き家を地域課題解決拠点にリノベーション【体験レポート】

  • On 2021年5月6日

2021年1月23日(土)、神奈川県箱根町にて空き家のリノベーション体験イベントを開催しました。

箱根の空き家

当日は、横浜近郊の空き家リノベーション・活用プロジェクト「Solar Crew」を主導する大陽住建の皆さまを講師とし、学習プログラム参加者とイベントスタッフ総勢15名が集いました。

本記事では、当日の模様をお届けします。

※本イベントは、Circular Yokohamaが、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボと共同で企画運営するCircular Economy Plus School(サーキュラーエコノミープラススクール)のプログラムです。

オフグリッドの仕組みの紹介

午前中は、近年注目されている、再生可能エネルギーを使ったオフグリッドの仕組みを学習しました。

屋外に設置されたソーラーパネル

屋外に設置されたソーラーパネル

オフグリッドとは、電力会社の送電網に接続せず、電力を自家発電をすることを指します。この空き家でもオフグリッドが導入されており、実物を見ながらオフグリッドの仕組みを学びました。

自家発電する際には発電機となるソーラーパネルや蓄電池(バッテリー)、そして発電したボルト数を使用する際に適したボルト数へと変換する機械(インバーター)が必要であり、それぞれの器具の説明と、実際に設置しているソーラーパネルから発電された電力を使用する際の一連の流れを教えていただきました。

オフグリッドの電力を使ったスマートフォンを充電する様子

オフグリッドの電力を使ったスマートフォンを充電する様子

オフグリッドを導入することによって、晴れている日はもちろん雨の日でも電力を賄うことができるため、災害時に万が一停電が発生した際に役立ちます。導入コストが高すぎないこととその手軽さに、説明を聞いた参加者からは前向きに導入を検討する方もいました。

空き家のリノベーション体験

午後は、お待ちかねのアクティビティ。イベントの開催場所となった元箱根の空き家は、かつてはペンションとして多くの人々から親しまれてきた建物です。宿泊施設としての設備が整っており、Solar Crewの目指す防災拠点にはうってつけの場所。

今回は、参加者全員で協力しあいながら壁の塗装に挑戦しました。

塗装の作業に入る前に、業務用の養生テープを使って目張りを行います。本格的な目張りは初体験という参加者が多く、テープとビニールが一体となった便利な養生テープの存在を知り、驚きの声が上がっていました。

床など、汚れないようにビニールを敷く様子

床など、汚れないようにビニールを敷く様子

養生テープで壁や窓の隙間を塞いだあと、ペンキとローラーを使って丁寧に壁を塗装していきます。今回は、2階建の建物の一階部分の壁にペンキ塗り。ローラーに染み込ませるペンキの量はもちろん、ローラーを動かす速度や方向、力加減によって塗り上がりに大きな違いが生まれます。参加者が交代しながら少しづつ壁を塗り進めていく中で、均一な仕上がりを保つのは簡単ではありません。全員で声を掛け合いながら作業を進めます。

細かい部分の塗り方のコツを教わりながらペンキを塗る様子

細かい部分の塗り方のコツを教わりながらペンキを塗る様子

壁にペンキを塗る様子

壁にペンキを塗る様子

およそ90分後、無事に予定していた壁の塗装が完了しました。

作業終了後、参加者からは

「コロナ禍で誰かと一緒に共同作業をする機会が減っていたので、箱根の空き家のようにスペースがある場所でみんなで作業できることがリフレッシュにつながった。」

「自分がDIYに関わることでその場所に愛着が湧いた。これからもこの空き家がある地域のまちづくりに携わりたいという思いが強くなった。」

など、前向きな感想が多く上がり、空き家のオーナーさまからも「ぜひこの空き家を第二の家だと思って、いつでも気軽に帰って来られる場所にして欲しい」と言った歓迎の声をいただくことができました。

一方で、どのようにしてみんなが空き家の運営・維持に継続的に関わりあえるのかや、より多くの人々を巻き込んで取り組みを進めるためには何ができるのかといったことが課題として挙がりました。

Solar Crewのプロジェクトはまだ始まったばかり。Circular Yokohamaでは、今後もプロジェクトへの参加や情報発信を通じて、空き家の活用による地域課題の解決に貢献して参ります。

編集後記

日本全国で社会課題となりつつある空き家問題。地域にとって空き家は邪魔な存在であると捉えられることもしばしばあります。

しかしながら、今回のSolar Crewの空き家リノベーションプロジェクトのように、空き家の存在を知ってもらいその再建や維持に関わってもらうことで、人々は空き家に対して親しみの気持ちを抱くようになります。すると、空き家は「邪魔なもの」から「自分のもの」へと変わっていくのです。

また、普段はその重要性に気付きづらいのが空き家の存在ですが、防災拠点として整備しておくことで、いざというときに自分の身を守ってくれる場所になるかもしれないのです。本イベントを通して、改めて常時から自分の身近にある空き家の存在を認知し、環境を整えておくことの大切さを感じることができました。

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【関連サイト】 Solar Crew

  • SDGs, Solar Crew, YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス, アジア, ウェルビーイング, オープンイノベーション, サーキュラーエコノミー, サーキュラーエコノミープラス, サーキュラーエコノミープラススクール, サステナビリティ, サステナブルデベロップメント, パラレルキャリア, ヘルスプロモーション, まちづくり, リノベーション, ローカル・フォー・ローカル, 公民連携, 再エネ, 再生可能エネルギー, 地域活性化, 地産地消, 循環型社会, 循環型経済, 持続可能性, 日本, 横浜, 横浜コミュニティデザイン・ラボ, 神奈川, 空き家, 箱根
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