TENTOは、神奈川県の最西端山北町の間伐材を活用して作られたシェアオフィスです。現在は、横浜市中区のシェアワークプレイス「mass × mass(マスマス)*」に拠点を置いています。
社会的課題をビジネスの手法で解決する起業家たちが集っているこの場所で、それぞれの「山」に挑戦をしている人たちが山小屋で共に食事や情報交換、交流をする場所という意味を込めて名付けられました。
TENTOの特徴は、シェアオフィスのブースに地元の間伐材を活用している点にあります。「”横浜で働くこと = 横浜の水源を守ること” それが繋がったら素敵じゃない?」という想いから、森に光を入れ健康な森を維持し、大切な水源の森を維持するために、”働く”職場であるオフィスに横浜の水源となっている山北町の間伐材を使用しています。
入居者を対象に、実際に山北町へ訪れる機会も提供しています。日々囲まれている間伐材が育った土地に足を踏み入れることで新たな気づきを得てもらうのと同時に、現地でのキャンプやバーベキューなどのイベントを通じて入居者同士の交流促進とするなど、TENTOならではの機会を提供し、活発に交流できる場を創出しています。
2021年現在は新たに静岡県沼津市にも「ぬましんCOMPASS | TENTOぬまづ」が展開され、各拠点それぞれの地元の間伐材を利用した場づくりを行っています。
*mass × mass( 関内フューチャーセンター)は、関内イノベーションイニシアティブ株式会社が運営するシェアワークプレイスです。コワーキングスペースやシェアオフィス(TENTO)、ワークショップスタジオが1つとなったコミュニティプラットフォームとして機能しており、イベントも開催しています。