アイカサは、2018年に東京を発信地としてサービスを開始した、傘のシェアリングサービスです。専用アプリを使って、駅や商業施設、オフィスビルなどに設置された傘スポットのQRコードをスキャンするだけで、傘を借りることができます。返却も同じく街中に多数ある傘スポットを選んで好きなときに返却が可能です。いつでもどこでも傘が手に入るこの仕組みによって、「必要なときに手元に傘がない」「傘を持ち歩きたくない」「何度も傘を買いたくない」といった消費者の悩みを解決します。
年間約1.2億本~1.3億本の傘が消費され、そのうちの6〜7割にあたる約8,000万本のビニール傘が購入から1年のうちに廃棄されると言われている、使い捨て傘大国日本。アイカサの傘シェアリングサービスでは、傘をシェアすることで使い捨てを防止するだけでなく、高耐久のグラスファイバーを使用して傘を製造することで、傘の寿命を伸ばしCO2排気量の削減に貢献します。
現在、横浜市内のほか首都圏を中心に関西や名古屋、福岡にも傘スポットの設置が進んでいます。地域ごとのご当地デザイン傘や他企業とのコラボレーションによる限定デザイン傘の貸し出しも開始するなど、サービスは全国規模へと拡大しています。