1. 廃棄されるモノをアップサイクルし、新たな価値を創出
不用になったビニール傘や、期限切れのクレジットカード・ポイントカードなど、廃棄されるモノを素材にバッグやアクセサリーにアップサイクル。廃棄素材の新たな価値を創出しています。他企業とのコラボレーションも行っており、横浜市をホームタウンとするプロサッカークラブ「横浜FC」と共同で使用済みの横断幕を使ったアップサイクルトートバッグを開発した事例があります。
2. まだ使える家庭の不用品を「リユース素材」として販売
くるり工房で製作されたアップサイクル製品に加え、武松商事が運営するリユース拠点「エコクルファクトリー」では、工房に集まったまだ使用できる家庭の不用品をリユース素材として手頃な価格で販売しています。利用者はハンドメイド好きな方や、環境にやさしい素材でモノづくりをしたい方が中心で、一度は不用とされたモノとそれを必要な人をつなぐ、循環をつくる場となっています。
3. ワークショップを通じてアップサイクルを啓蒙
不用品を素材としたアップサイクルを楽しむことで新しい視点を発見し、モノを大切にする心を養うワークショップを開催しています。工房内では月に2日、予約制でワークショップを開催。過去には福祉施設における廃材を使用したペイントワークショップや、中学生に向けた廃棄物や環境についての講話および不要になったビニール傘を材料にした行燈づくりのワークショップ等を実施。依頼に応じてイベントへの出展や、教育現場などへの出張ワークショップも実施しています。