長年住んでいる横浜でクラフトワインづくりを始めたいと思い立った環境保護団体WWFジャパン元職員の町田佳子さんが2017年に創業し、赤、白、ロゼワインを作る横濱ワイナリー。
現在、材料のワインぶどうは、山梨県や長野県、東北各県の産地から、シードルのりんごは福島県から、町田さんの友人などを通じて農園を紹介してもらって調達しています。原材料から横浜産のワインを作るべく、よこはま動物園ズーラシア近くの横浜市旭区内の耕作放棄地を紹介してもらって約0.3ヘクタールのワイン用ぶどう園を開設、無農薬によるぶどう栽培にチャレンジしています。
「横濱ワイナリー」では、近隣の中区と西区のお客様には電動バイクでワインを配達。その際、飲み終えたワインボトルを回収しています。回収時には、フルボトルとハーフボトルは1本当たり30円、ミニボトルは同20円を返金。店頭に持ち込んでくれたお客様にも同じように返金しています。さらに、サブスクリプションモデルの「ハマワインクラブ」のお客様には、着払いでボトルを送り返してもらうことまでしています。
他にも、酸化防止剤フリーのワインを取り扱い、人々の健康にも負荷の少ない持続可能なワインづくりに取り組んでいます。