環境絵日記は、子どもたちが環境問題や環境保全について考え、絵と文章を組み合わせて自由に表現する、横浜市資源リサイクル事業協同組合によるプロジェクトです。2000年に募集を開始し、毎年夏休みには横浜市内の小学生から2万近い作品の応募があります。
応募された絵日記は、組合や協賛企業、公募された市民、有識者らの審査を経て、横浜港大さん橋ホールで優秀作品の表彰や入賞作品の展示が行われます。展示会では、環境絵日記への応募を通して環境問題に関心を持った卒業生たちによるパネルディスカッションや、小学生が横浜の地域について学んだことをポスターにしたものを展示して、子どもたちのメッセージが地域に広く発信されていく後押しをしています。
この環境絵日記の取り組みは広がりを見せており、2019年には日本全国北海道から沖縄の他、アメリカ サンディエゴでも開催されました。このように、横浜と他の自治体が手を組んで交流の場を設けたり、プロジェクト運営のノウハウを共有したりとつながりの輪を拡大しています。