1. 折れたアイスホッケースティックをアップサイクル
UP CYCLE STICKは、横浜GRITSの選手が使用して折れたカーボンスティックを材料として使用しています。壊れた用具からオリジナルのチームグッズを製造して販売することで、廃棄物削減につながることはもとより、これまで廃棄していたものから新しい価値を生み出すことができます。また、商品に選手のサインが入ることにより情緒的価値が高まり、製品寿命の延長にも繋がると考えられます。
2. 横浜市内の事業者とマッチングを行い、三者連携を実現
ヨコハマSDGsデザインセンターは「横浜GRITS」と横浜市都筑区内のものづくり企業の集まりである「メイドインつづき」とのマッチングを行い、チームグッズの商品開発を行っています。地域課題や社会課題の解決に向けて事業者間でパートナーシップを結び、既存のリソースやスキルを相互に活用することでサーキュラーエコノミーを実現する、協働・共創の好例です。
※「メイドインつづき」とは
都筑区役所が、都筑区内中小製造業の主体的な発展と連携強化を推進するため、区内に立地するものづくり企業が持つ高度な技術・独創的な製品を「メイドインつづき」としてPRし、販路開拓や企業間連携に繋がる支援を行う事業です。
3. 収益の一部は寄付され、教育・福祉に関連するSDGsプロジェクトに活用
グッズ販売による収益の一部はヨコハマSDGsデザインセンターに寄付され、同センターが実施している横浜市内の教育・福祉に関連するSDGsプロジェクトに活用されます。本プロジェクトを通して、地域における経済の循環が生まれ、購買者は商品の購入を通して社会貢献に参加することができます。