みなとみらいサーキュラーシティ・プロジェクト(通称、MMCC)は、『みなとみらい21地区』における脱炭素の実現に向けて、サーキュラーエコノミーと資源循環を推進するプロジェクトです。ヨコハマSDGsデザインセンターと横浜市が連携して運営しています。
みなとみらい21地区は、横浜市と一般社団法人横浜みなとみらい21が共同提案者となり、同法人がマネジメントを行う『みなとみらい21地区』に位置する32施設とともに、環境省が実施する「脱炭素先行地域(※)」の2022年第一回公募にて先行地域として選定されました。同地区では参画企業をはじめ、地域の企業・団体や住民と協力し、2030年度までに電力消費に伴うCO2排出を実質ゼロにすることを目指しています。
脱炭素社会の実現には、再生可能エネルギーへの移行だけではなく、資源循環や廃棄物削減などサーキュラーエコノミーへの移行が不可欠です。MMCCのプロジェクトでは、ヨコハマSDGsデザインセンターと「脱炭素先行地域」で連携した取り組みとして、都市型のサーキュラーエコノミーモデルの構築・発信を強化しており、市民が循環を楽しく体験できるイベント「みなとみらいサーキュラーウィークエンド」を毎年開催。複数のサーキュラーエコノミーワークショップと「脱炭素へ皆TRY!みなとみらいサーキュラーエコノミー会議 」を実施しています。
※脱炭素先行地域:
2050年カーボンニュートラルに向けて、「地域脱炭素ロードマップ」に基づき環境省が公募する地域であり、2030年度までに「民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロ」などの要件を地域特性に応じて実現する地域